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知的財産情報

実用化展開促進プログラム
<事例紹介>

地震研究の発展に貢献〜次世代型海底地震計「OBS2G」

 平成22年度課題として採択し、3か年製品開発を行いました。
 海底地震計は、地震研究の他、石油・天然ガス開発などで使われていますが、20年間で大きな技術的な進展がありませんでした。
 そこで、日本海洋事業株式会社と共同で次世代の海底地震計を開発しました。小型化や非接触電力伝送技術など様々な新技術を取り入れることで、これまでと同等の航海日数、運用人員で、従来の4〜5倍の台数の海底地震計を効率的に運用することが可能となり、高分解能観測を行うことができるようになりました。
 次世代海底地震計「OBS2G」は、平成25年4月に販売を開始しています。

採択課題名 深海用フロートの実用化
実施年度 平成22年度
開発責任者

海洋工学センター海洋技術開発部
渡邊 佳孝
地球深部探査センター
畠山清

 

OBS2G
【販売先】
日本海洋事業株式会社

【関連情報】
JAMSTEC/プレスリリース(2013.3.14)
○JAMSTEC/知ろう!記者に発表した最新研究
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海洋深層をモニタリングする国産フロート〜深海フロート「Deep Ninja」

 平成22年度課題として採択し、3か年製品開発を行いました。
 地球全体の海洋変動をリアルタイムで捉えることを目指した大規模な国際プロジェクト「アルゴ計画」で用いられているプロファイリングフロート(水中観測用のロボット)は機器の制約から深度2,000mの観測に限られています。しかし、地球温暖化など地球環境変動の理解のためには、より深層の海洋モニタリングが重要であると言われています。
 そこで、株式会社鶴見精機と共同で、深度4,000mの海洋深層まで観測が可能なプロファイリングフロート「Deep Ninja」を開発しました。実用化展開促進プログラムにおいて、深海用フロートの実用機を設計・作製し、高圧実験水槽等を用いた陸上試験、沿岸域での浅海試験および観測船からの投入による深海試験を実施し、その性能を確認、製品化に成功した。
 「Deep Ninja」は、平成25年4月に販売開始しています。

採択課題名 深海用フロートの実用化
実施年度 平成22年度
開発責任者

地球環境変動領域海洋環境変動研究プログラム
小林 大洋、須賀 利雄

 

DeepNinja
【販売先】
株式会社鶴見精機
○「Deep Ninja

【関連情報】
JAMSTEC/プレスリリース(2013.1.22)
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医薬品開発や生化学研究への貢献〜糖鎖・糖タンパク質解析ソフトの実用化
 平成21年度課題として採択し、1年間製品開発を行いました。
タンパク質に続く第三の鎖状生命分子と言われ、細胞の表層にあり、全ての生物を特徴づける-細胞の顔-とも言うべき「糖鎖」の構造予測を支援するソフトウェアです。近年、分析機器の進化により各種の質量分析計を用いることで糖鎖構造の分析が可能となってきました。しかし、質量分析計からの生データを分析するには多大な労力を要します。そこで、「Glyfin TMS」を用いることでこの労力を軽減し、糖鎖構造予測の手助けをすることができます。
 IT化支援ラボ株式会社(神奈川県川崎市)に実施許諾を行い、平成24年4月に発売を開始しました。研究機関や企業等から多くの引き合いが寄せられています。

採択課題名 糖鎖・糖タンパク質解析ソフトの実用化
実施年度 平成21年度
開発責任者 海洋・極限環境生物圏領域深海・地殻内生物圏研究プログラム
高木 善弘、島村 繁、中川 聡
GlyfinTMSチャート
GlyfinTMSロゴ
【販売先】
IT化支援ラボ株式会社
GlyfinTMS特設サイト

【関連情報】
JAMSTEC/Glyfin TMS 紹介HP

 
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微少領域の地球科学から金属加工まで〜マイクロミルの実用化
 平成19年度課題として採択し、1年間開発を行いました。
 島根大学との共同研究の成果であり、サンゴの化石に含まれる有孔虫などの微化石を精密に取り出すために研究者が自ら開発した装置の実用化になります。
  実用化展開促進プログラムでは、試作機の製造、ドリルビットの改良、制御ソフトウェアの改良、製品アクセサリーの開発などを実施しました。
 合資会社いずもWeb(島根県出雲市)に実施許諾を行い、平成20年4月に発売を開始しました。大学等の研究機関向けに販売しています。
 本技術は、コンピュータ制御により、1/1000mm単位の切削加工が可能であり、現在、金属やガラスなども加工できるように改良中を行っています。

採択課題名 高精度マイクロミルシステム「GEOMILL 326」の製品化
実施年度 平成19年度
開発責任者 海洋・極限環境生物圏領域海洋環境・生物圏変遷過程研究プログラム 坂井 三郎



geomill
Geomill_ロゴ

[特許]
 ・マイクロミリングシステムおよびその制御方法 (特許第4203860号)
 ・マイクロミル(特許第4608370号)

【製造・販売先】
 ○合資会社いずもWEB
 ○Geomill326特設サイト

[関連情報]
 ○『イノベーションニュースVol.10』(p2-3)
 ○JAMSTECプレスリリース(平成20年4月8日)
 ○島根大学

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問い合わせ先:
 事業推進部 産学連携課
 TEL:046-867-9246 FAX:046-867-9195
 E-mail:chizai@jamstec.go.jp