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[工学]フラーレンナノ粒子分散液の製造方法
  特開2007-070147号 極限環境生物圏研究センター 出口 茂
向井 貞篤
掘越 弘毅
  簡単にフラーレンが作れます!安くて安全なナノテクノロジー

 本技術により、安価かつ安全にフラーレンナノ粒子分散液を製造することが可能となった。本手法は、約100μmのフラーレン結晶粉末を乳鉢に入れてすりつぶすことにより、平均直径約200nm程度のナノ粒子を作るというものである。
 この手法で精製されたフラーレン粒子は、長期間に渡って安定に水中に分散し、大腸菌を使った実験では毒性は表れなかった。従来の製造方法は、有機溶媒を用いる方法であり、フラーレン粒子分散液製造後の残った有機溶媒の処理等の問題点があったが、今回の製造方法は有機溶媒を使わずに製造する非常にクリーンなものである。
 又、この手法を用いれば、水以外のフラーレンを溶かさない溶媒(シリコンオイル、アルコールなど)にもフラーレンを溶かすことが可能となる。コストが安いこともあいまって、今後、電子部品や化粧品、潤滑油など、様々な用途への利用が期待されている。

 
2007-070147

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