JAMSTEC

(ナホトカ号)沈没部調査について

平成9年1月24日
科 学 技 術 庁
海洋科学技術センター


    海洋科学技術センター (理事長 石塚 貢)は、 深海観測装置「ディープ・トウ」による (ナホトカ号)沈没部調査を下記のとおりに開始いたします。

    海上保安庁の測量船「海洋」による調査結果および海面の油湧出海域の 情報等を総合的に検討した結果、まず、「ディープ・トウ」のソーナー 曳航体を用いて北緯37度13分〜15分、東経134度23分〜26 分の緯線及び経線で囲まれる、南北2分(約3.7km)、東西3分(約4.4km) の範囲を調査いたします。(図参照)

    ソーナー曳航体を用いた調査により沈船の位置確認が行われた場合においては、 引き続きカメラ曳航体による確認を行います。

    なお、「ディープ・トウ」を搭載した支援母船「なつしま」は、現在 日本海を調査海域に向け航行中です。天候等の状況をみて、明25日より ソーナー曳航体による調査を開始する予定です。

    以上


本件に関わる問い合わせ先
海洋科学技術センター広報室(杉山、高橋)
 TEL 0468-67-5502
 FAX 0468-66-2119


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