JAMSTEC

「ナホトカ号」沈没部調査について
(その2)

平成9年1月25日
科 学 技 術 庁
海洋科学技術センター


  •  標記について、海洋科学技術センター(理事長 石塚 貢)の支援母船「なつしま」 (1,553総トン)は、本日午前8時00分予定調査海域に到着し、午前10 時08分より深海調査装置「ディープ・トウ」を用いたソーナー調査を開始い たしました。
     本日の調査は午後5時43分に終了いたしましたが、「ナホトカ号」の 沈没部を確認できませんでした。(「第1報」参照)
     明日も、天候の状況を見ながら、引き続きソーナー調査を実施する予定です。
問い合わせ先:
海洋科学技術センター広報室(杉山、高橋)
 TEL 0468-67-5502

「ナホトカ号」沈没部調査概要報告(第1報)
天候
風向 NW
風力 7(13.9-17.2m/秒未満)
風浪 5(2.5-4.0m)
うねり 4(波高2m以上4m未満)
調査海域(緯度・経度) 北緯37度13-15分、東経134度23-26分の範囲
調査開始時刻(作業開始) 10:08(着水)、11:04(曳航開始)
揚収完了時刻(作業終了) 16:31(曳航終了)、17:43(揚収終了)
特 記 事 項
沈船の確認することは出来なかった。(ただし、本日得られた データを詳細に解析中)


「なつしま」船尾のAフレームクレーン と海況
(後部操舵室より)

「なつしま」船上の「ソーナー曳航体」記録用コンテナ
(ソーナーのデータがプリントアウトされる)

「なつしま」総合指令室打ち合わせ風景

調査海域で「なつしま」 付近を警戒中の海上保安庁の巡視船

調査海域(北緯37度13.6分、東経 134度25.5分)の「なつしま」舷側の海面

調査海域(北緯37度13.6分、東経 134度25.5分)の「なつしま」舷側の海面

13時15分 に得られたソーナー反応
北緯37度14.254、 東経134度24.678
(位置は曳航体位置)
進路北西
16時10分 に得られたソーナー反応
北緯37度14.568、 東経134度25.474
(位置は曳航体位置)
進路北西

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