JAMSTEC

発見された船体の状況について

平成9年2月1日
科 学 技 術 庁
海洋科学技術センター


  •  標記について、1月27日、海洋科学技術センター(理事長 石塚貢)の深海観測 装置「ディープ・トウ」のカメラにより撮影されたスチール写真が得られたのでお知 らせします。

     観測装置の航跡、得られた画像等これまでのデータより、船体は、船尾を南西に向 け、左舷側を下に傾斜して横たわっている模様です。

     3枚の写真は、1月27日午前11時44分頃(1月27日の2回目のカメラ曳航 体調査時)、北緯37度14.4分、東経134度24.9分、約2500メートル の海底で撮影されたものです。カメラは、船体右舷部から左舷の方向に船を横切るよ うに移動しています(分析のため、これらの写真を運輸省に渡しました)。


写真1 船体の外板が係留金具(中央部の丸い金具)のところで手摺とともに手前の方向 に折れ曲がっているもよう。

写真2 写真1と同じ場所を違う角度から見たと思われる写真。

写真3 甲板と思われるところに金具が見える。


問い合わせ先:
海洋科学技術センター広報室(高橋、杉山)
 TEL 0468-67-5502

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