JAMSTEC
「ナホトカ号」沈没部調査について
平成9年2月1日
海洋科学技術センター
本日、午前7時13分、沈没した船体が確認された調査海域にて、 深海観測装置「ディープ・トウ」のカメラ曳航体を着水しました。 午前9時6分より、水深2510m〜2520mの海底を、午前10時20分まで 曳航し、船体周辺の海底の状況を観察しました。
その結果、本日の調査では、船体の沈没に関わる事象は認められませんでした。
その後、調査海域の海況が悪化したため、本日の調査を終了いたしました。
明日は、海況が平穏であれば、午前7時頃より、ソーナー調査を行い、 調査終了後、舞鶴港に向けて回航する予定です。
問い合わせ先:
海洋科学技術センター広報室(高橋、杉山)
TEL 0468-67-5502
「ディープ・トウ」カメラ曳航体の着水作業中
調査海域の海況
09時09分船体周辺の海底の状況:静止画撮影位置(1)
北緯37-13.89,東経134-25.81
水深2524.8メ-トル
10時00分29秒確認した船体に最接近した際の海底の状況:静止画撮影位置(2)
北緯37-14.465,東経134-25.025
水深2516.7メ-トル
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