JAMSTEC
平成9年2月9日
科 学 技 術 庁
海洋科学技術センター
- 本日、海洋科学技術センターの「なつしま」(1,553総トン)が深海探査機 「ドルフィン−3K」を用いて、「ナホトカ号」の沈没部の調査を行なっていたとこ ろ、午前10時55分頃、去る1月27日に深海観測装置「ディープ・トウ」により 確認していた船体が「ナホトカ号」であることを確認いたしました。
(北緯37度14.4分、東経134度24.9分、水深2,502メートル)
カメラが捕らえた映像によれば、文字はロシア文字で「НАХОДКА」と書かれ ていた。(映像別途同船より送信され次第公表)
- なお、「ドルフィン−3K」による調査は、引き続き船体の全体の状況の把握、油 の流出の有無等の状況把握を目的として引き続き行うこととしています。