JAMSTEC

「ドルフィン−3K」による「ナホトカ号」沈没部調査の中断について

平成9年2月15日
科 学 技 術 庁
海洋科学技術センター


本日午前7時36分より深海探査機「ドルフィン−3K」を用いて「ナホトカ号」沈 没部の調査を開始しましたが、着底後間もない午前9時4分頃カメラからの映像の伝 送ができなくなったため、調査を中断し、午前10時56分「ドルフィン−3K」を 「なつしま」に揚収しました。この原因は、支援母船「なつしま」と「ドルフィン− 3K」を繋ぐケ−ブルの2箇所に局所的な捻れが発生したためと見られますが、詳細 は調査中です。

このため、調査を中止し、「なつしま」を舞鶴港に向けて帰港させますが、明日、舞 鶴港にある予備のケ−ブルと交換し、その後現場海域の天候が許せば調査を再開する 予定としております。

問い合わせ先:海洋科学技術センター広報室
喜多河、鎌田 0468-67-5502

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