JAMSTEC
平成10年6月8日
海洋科学技術センター


トライトンブイ第1号の通信途絶について


  1. 経緯

    海洋科学技術センタ−(理事長 平野拓也)のトライトンブイ(海洋観測ブイ)第1 号(平成10年3月9日、北緯8度、東経156度に設置)は、平成10年6月7日0時41分に関 根浜のむつ事務所にてデ−タ受信以降、通信が途絶えました。
    これは、平成10年6月7日9時17分に関根浜観測機材整備場において、ブイデ−タ処理 システムを用いた毎日のデ−タ処理管理作業において確認され、その後、デ−タ受信 状況の確認作業を継続しましたが、本日に至っても通信の回復が見られなかったため 通信途絶と判断しました。
    なお、他のトライトンブイ(第2,3,4号)の送信は、正常に作動しています。

  2. 今後の予定

    「みらい」がグアム周辺海域において観測航海中のため、現場海域へ回航してトライ トンブイ第1号を回収し、原因の調査を行う。


(参考)・トライトンブイの仕様