(補足説明資料)
        「HIIロケット8号機」第1段ロケット調査の概要
1.調査期間:11月20日(土)〜11月29日(月)
   (三河港出港:11月19日(金)、海洋科学技術センター(横須賀)帰港12月1日(水))

2.調査海域等
  :調査海域(29°-20.2′N,139°-17.4′E)(29°-25.6′N,139°-18.5′E)
  (29°-20.5′N,139°-44.5′E)(29°-15.2′N,139°-42.4′E)の4点を
  結ぶ海域(図1)。なお、現場海域での潮流等の海況データを参考に調査海域
  を変更する。
  :落下推定地点(29°-20.4′N,139°-30.4′E )
3.使用船舶
  :深海調査研究船「かいれい」(総トン数:4628GT、信号符合:JRZH)
4.調査手法(図2
  (1)事前調査(海底地形調査)
   「かいれい」装備のマルチナロービーム音響測深機(シービーム2112)
   による海底地形調査を実施する。
  (2)海底音響調査
   海底地形調査の結果に基づき調査対象海域を絞り込んだうえで、無人探
   査機「かいこう」を「かいれい」で曳航し、ランチャーに搭載しているサ
   イドスキャンソナーにより海底面の詳細な凹凸や、底質を観測し、海底人
   工物体の有無を調査する。

  (3)無人探査機「かいこう」による目視観察
   海底音響調査の結果、HⅡロケットの一部と思われる特異な反射、凹凸
   が確認された場合には「かいこう」をその地点に潜航させビークルに装備
   されているTVカメラにより目視観察及び撮影を行う。