平成11年11月19日
                           海洋科学技術センター
                              宇宙開発事業団
      「HIIロケット8号機」の第1段ロケットの調査について
海洋科学技術センター(理事長 平野拓也)及び宇宙開発事業団(理事長 内田
勇夫)は、海洋科学技術センター所有の深海調査研究船「かいれい」を使用し、
11月20日(土)から11月29日(月)までの10日間、小笠原諸島北西約
380キロの海域(図1)において、宇宙開発事業団の「HIIロケット8号機」の
第1段ロケットの調査を行います。
調査では、「かいれい」に装備された精密音響深度測定機(マルチナロービーム
音響測深機)及び同船搭載の無人探査機「かいこう」曳航部(ランチャー)に装備
された側方音響探査ソナー(サイドスキャンソナー)での海底調査を実施し、第1
段ロケットが発見された場合には、「かいこう」ビークルでの目視観察、映像取得
等を行います。また、宇宙開発事業団はそれらの映像等の資料を今後の原因究明作
業に反映することとします。


調査予定(補足資料参照
11月19日(金)三河港(愛知県)出港
11月20日(土)現場海域到着
     :シービーム、サイドスキャンソナーによる海底落下物の調査状況に
        より、「かいこう」での落下物の目視観察を行う。
11月30日(火)現場海域発
12月 1日(水)海洋科学技術センター(横須賀)帰港
尚、調査の状況によりなんらかの注目すべき結果がえられた場合には、海洋科学
技術センターのホームページにてお知らせ致します。

          問い合わせ先
           海洋科学技術センター
           普及・広報課 他谷、池川
           TEL 0468−67−3806

           宇宙開発事業団  広報室 福室、高橋
          TEL 03−3438−6107