お知らせ

平成11年12月2日
海洋科学技術センター
宇宙開発事業団   


「H- II ロケット8号機」の第1段ロケットの再調査(2次調査)について

1.これまでの調査状況
 海洋科学技術センター(理事長 平野拓也)及び宇宙開発事業団(理事長 内田勇夫)は、海洋科学技術センター所有の深海調査研究船「かいれい」を使用し、11月20日(土)から12月2日(木)までの13日間、小笠原諸島北西約380kmの水深約3,000mの海域において、宇宙開発事業団の「H-IIロケット8号機」の第1段ロケットの調査を行い、第一機体の一部をカメラにより確認し、本日午前11時に調査を終了しました。

2.再調査について
 上記の調査結果を踏まえて、本海域における再調査を実施することになりました。調査内容については、支援母船「よこすか」による深海曳航体(ディープ・トウ)を用いた調査を実施する予定です(図:深海曳航体(ディープ・トウ)概要説明:4,000m級深海曳航カメラシステム及び4,000m級深海曳航ソナーシステム)。

 12月19日(日)海洋科学技術センター岸壁より出港
 12月20日(月)現場海域到着:深海曳航体(ディープ・トウ)による調査開始
 12月26日(日)現場海域発
 12月29日(水)グアム入港 

 調査の状況により何等かの注目すべき結果がえられた場合には、海洋科学技術センターのホームページにてお知らせ致します。

3.その他
 海洋科学技術センター所有の深海調査研究船「かいれい」は、明日の午後4時頃の入港予定でしたが、海域状況により、明日3日(金)午前11時頃に入港予定との連絡が有りましたのでお知らせ致します。

問い合わせ先                            
海洋科学技術センター 普及・広報課  他谷(たや)、池川、木村
     TEL 0468−67−3806     
宇宙開発事業団    広報室 福室              
 TEL 03−3438−6107