平成15年6月17日
海洋科学技術センター

1万m級無人探査機「かいこう」のビークルの捜索について(その18)

1.捜索状況

 本日の捜索海域は、「かいこう」ビークル推定浮上地点東方海域の海底捜索を支援母船「かいれい」が実施しました。また、黒潮本流に乗らなかった場合に想定される冷水塊滞留海域中央部を航空機1機にて目視により捜索しました。
 「かいこう」ビークル推定浮上地点東側海域は、支援母船「かいれい」が6時45分より「かいこう」ランチャーを使用し海底捜索を実施しています。
 冷水塊滞留海域中央部は、航空機1機が13時44分から15時48分まで、目視による捜索を実施しました。
 18時現在においてビークルは発見されておりません。
 「よこすか」は昨日(6/16)22時まで捜索海域において捜索を続けました。その後、当センター(横須賀港)へ本日7時50分に入港、海底捜索用機器等を搭載し、16時50分に捜索海域へ向け出港しました。


捜索経過


2.今後の予定

 明日(6月17日)は、「かいれい」がビークル推定浮上地点東方海域の海底探索を行う予定です。また、「よこすか」及び航空機2機により冷水塊滞留海域の目視による捜索を行う予定です。

 今後、状況に変化が生じた場合、直ちにお知らせします。


問合せ先:
海洋科学技術センター
 研究業務部      田代、渡辺
  電話:046−867−9861
 総務部普及・広報課 鷲尾、野澤、鶴田
  電話:046−867−9066