平成16年1月26日
海洋科学技術センター

トライトンブイ16号機の漂流について



1. 状況
 海洋科学技術センター(理事長 平野拓也)のトライトンブイ(海洋観測ブイ)16号機(平成15年6月20日、北緯2度、東経130度に設置)が漂流していることを平成16年1月26日に確認しました。26日16時現在、ブイはインドネシアモロタイ島東方約100kmの地点を北西の方向に時速1km弱の速度で漂流しております。ブイからのデータはすべて受信しています。
  現在、むつ研究所ブイデータ処理班により漂流ブイ位置の監視を継続中です。

2. 今後の予定
 現在、現場周辺海域で観測を行っている支援母船「よこすか」を直行させ、漂流しているブイの回収を検討しているところです。その場合、「よこすか」は1月30日17時に現場海域に到着の予定です。

3. その他
 海上保安庁海洋情報部に、周囲の船舶に対して注意を喚起するよう依頼した。(1月26日)
 ブイの位置は定期的に確認している。ブイ本体にはレーダーリフレクタと夜間灯を装備している。

(日時は全て日本時間)

資料:トライトンブイシステム及び設置海域

問合せ先
海洋科学技術センター
研究業務部 計画調整課 田代、伊藤(電話: 046-867-9872)
総務部 普及・広報課 鷲尾、五町、鶴田(電話: 046-867-9066)