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トライトンブイ18号機の計測機器の盗難について |
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1. 状 況 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏)がトライトンブイ(海洋観測ブイ)18号機(平成15年7月12日、南緯1.5度、東経90度に設置:図1)を、平成16年7月11日に「みらい」により回収したところ、気象センサの他、タワー装備の物品及び浮体に内蔵した電装容器類が盗難被害に遭った事が判明しました(図2及び写真参照)。 平成16年6月9日のモニタデータから気象センサ類の通信異常を確認しておりましたが、非常用送信機によりブイは漂流していない事を把握していました。今回「みらい」MR04-03航海において、実機確認と回収・再設置を実施しました。 2. 原 因 原因としては、何者かによる盗難と考えております。 3.今後の予定 現在、18号機のブイを新規のものに交換して、通常の運用を再開しました。盗難にあったブイは一種類の盗難防止用ボルトを使用していましたが、新規に設置したブイはさらに異なるタイプの盗難防止用ボルトを併用する等、盗難防止対策を強化したものです。また、現場において当該盗難箇所への部分溶接を施す等、再発防止措置をとっております。 なお、他の海域のトライトンブイに関しても、今後、盗難防止対策をさらに強化するべく検討する予定です。 | |
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