1. 状況
海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏)が運用している海底ケーブルを利用した高知県室戸沖「海底地震総合観測システム」(平成9年3月設置、図1参照)は、平成17年8月16日、午前7時37分から、先端観測装置(水温、塩分、深度、流向・流速、層流別流速、設置水深3,303m)、海底地震計1(設置水深2,087m),津波計1(設置水深2,308m)からのデータ取得が中断しておりましたが、平成18年3月28日、午後15時に復旧いたしました。
2.障害の原因と復旧作業内容
障害原因は海底ケーブル給電線の絶縁体損傷によるものでした。復旧工事は海底ケーブル敷設修理専用船で行いました。
なお、海底地震計2(設置水深1,267m)および津波計2(設置水深1,507m)は、従来どおり正常に稼動しています。
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