| |
南海トラフ東南海地震震源域における海陸統合構造調査の実施について | |
海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏)は文部科学省による地震研究プロジェクト「東南海・南海地震調査研究」の一環として「プレート形状等を把握するための構造調査研究」を平成15年度より実施しています。このたび、本調査研究として東南海地震震源域である紀伊半島沖東部から陸域に至る海陸統合構造調査を実施します。なお、海域での構造調査は海洋研究開発機構が、陸域での構造調査は当機構からの委託研究として国立大学法人東京大学地震研究所(所長 大久保 修平)がそれぞれ実施します。
(1)背景
(2) 調査内容
(3- 1)海域構造調査:平成18年11月7日(火)〜12月2日(土)(予定)
・ 調査方法(参考1):広角反射・屈折法調査 ・ 使用船舶(参考2):海洋調査船「かいよう」(海洋研究開発機構所属) ・ 使用機器(参考3)等:海底地震計50台(補完調査として海底地震計40台を用いた構造調査も実施する)ならびに人工震源(エアガン)による地殻構造調査(12日間予定)
(3−2)陸域調査:平成18年11月7日〜12月2日
・ 火薬による発振を用いた地殻構造調査:陸上発振(5点)は11月20日予定 (薬量400kg:2点、200kg:1点、100kg:2点) ・ 陸上地震計約450台設置を滋賀県甲賀市から三重県度会郡南伊勢町までの測線に展開
(4)期待される成果 |
|
<お問い合わせ先> 独立行政法人海洋研究開発機構
海底地震・津波ネットワーク開発部長 金田義行(地球内部変動研究センター 兼務)
電話:046-867-9448 FAX:046-867-9343
経営企画室 報道室長 大嶋 真司
電話:046-867-9193 FAX:046-867-9199
国立大学法人東京大学地震研究所
地震地殻変動観測センター 教授 岩崎貴哉
電話:03-5841-5708 FAX : 03-5689-7234
アウトリーチ推進室 助教授 辻 宏道
電話:03-5841-2498 FAX : 03-5841-5643
|
|
(注記説明) |