平成18年12月18日
独立行政法人海洋研究開発機構

海洋地球研究船「みらい」による人命救助について(速報)

海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏)が運航しております海洋地球研究船「みらい」(別紙-1)、フィリピン共和国西海岸近くを航行中※1、水没している船舶を発見し、当該船舶の乗員全員(5名)を救助いたしました。(別紙-2、写真参照)なお、遭難者に怪我はありません。

(※1:「みらい」は、71日間におよぶ「インド洋における大規模雲群発生の解明を目指した集中観測」を12月上旬に終え、引き続き当該海域付近にてブイの回収作業等を行うための回航の途中でした)


1.発見日時
 
平成18年12月18日 13:55(日本時間)
2.発見場所
フィリピン共和国西方 70マイル
(北緯14度33分、東経119度04分)
3.内容
(1)遭難者
(フィリピン人船員 5名)
(2)水没の原因
大時化によるものと思われる
(3)今後の対応
i.遭難者への事情聴取
ii.マニラ湾内でフィリピン共和国のコーストガードへ遭難者の引渡しを実施

<お問い合わせ先>

海洋工学センター  研究運航部運航グループ  グループリーダー  内田 徹夫
TEL 046-867-9910
経営企画室 報道室長 大嶋 真司
TEL 046-867-9193