海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)が運用する有人潜水調査船「しんかい6500」※1は、有人としては世界最深の潜水能力を持ち、平成2年6月の初潜航以来 17年間にわたって運用を行ってきました。本日、この「しんかい6500」が下記の通り1,000回目の潜航を開始しましたので、お知らせいたします。
記
「1,000回目の潜航について」
- (1)潜航開始時刻:10時15分
- (2)海域:沖縄県石垣島沖鳩間海丘(図1)
- (3)予定最大深度:1,530m
- (4)乗船者:
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(パイロット) 佐々木 義高(ささき よしたか)
(コパイロット) 小椋 徹也 (こむく てつや)
(乗船者) 山根 一眞※2(やまね かずま)
- (5)潜航目的:
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「しんかい6500」運航チーム要員の育成、慣熟のための訓練潜航を行います。 また、今回の訓練に併せて、当機構の広報活動の一環として、ノンフィクション作家の山根一眞氏が乗船し、潜航を体験します。この潜航の模様は、3月28日に予定されている講演会(詳細、※2参照)で報告される予定です。
別紙:
※1:(参考資料 1)有人潜水調査船「しんかい6500」について
※2:(参考資料 2)乗船者 山根 一眞氏について
(参考写真) 平成19年3月14日に行われた、999回目の潜航の様子