平成19年5月10日
独立行政法人海洋研究開発機構

深海調査研究船「かいれい」と無人探査機「かいこう7000II」の
釜石市での一般公開等について

海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)は、岩手県釜石市の釜石港公共埠頭において深海調査研究船「かいれい」と7000m級無人探査機「かいこう7000U」の一般公開を実施しますのでお知らせいたします。また、前日には釜石市民文化会館において「潜水船で日本海溝を見る 〜巨大地震の爪跡、シロウリガイ、プチスポットの科学〜」と題した公開セミナーも実施します。

これらは、釜石市制施行70周年記念事業などの一環として実施するものです。


【一般公開】

1.日 時: 平成19年6月9日(土) 10時〜16時 (受付は15時30分まで)
2.場 所: 釜石港公共埠頭(岩手県釜石市港町)
  別紙 地図参照 ※見学者用駐車場有り
3.公開内容: 深海調査研究船「かいれい」
7000m級無人探査機「かいこう7000II」 (参考資料参照
4.事前登録 ・入場料:
  事前登録は不要です。また、入場は無料です。
5.主 催: 3大基盤整備完成・釜石市制施行70 周年記念事業実行委員会
    協 力: 独立行政法人海洋研究開発機構
6.その他: 1)悪天候等により中止となることがあります。
2)船内は段差が多く危険なため、ハイヒール・サンダル等での、または酒気を帯びての見学はご遠慮ください。
3)小学生以下は、保護者が必ず同伴ください。

【公開セミナー】

1.日 時: 平成19年6月8日(金) 18時〜19時
2.場 所: 釜石市民文化会館 中ホール(岩手県釜石市大町3丁目10番22号)
別紙 地図参照
JR・三陸鉄道 釜石駅下車 徒歩15分
※市民文化会館には駐車場はありません。市営大町駐車場をご利用願います。
3.セミナー内容:
「潜水船で日本海溝を見る 
〜巨大地震の爪跡、シロウリガイ、プチスポットの科学〜」
講師:独立行政法人海洋研究開発機構 
海洋地球情報部   藤岡 換太郎(理学博士)

当地での過去2度の大地震と津波の原因となった三陸沖日本海溝への太平洋プレート沈み込み、さらに海底に発見された地震跡を示す巨大亀裂や化学合成生物群集などの研究の重要性を解説するとともに世界に誇る最先端調査技術を紹介します。

4.事前登録・入場料:
事前登録は不要です。また、入場は無料です。
ご聴講者多数の場合、着席できないこともございますので、ご了承ください。
5.主 催: 独立行政法人海洋研究開発機構
    協 力: 3大基盤整備完成・釜石市制施行70 周年記念事業実行委員会

(お問い合わせ先)

一般公開及び公開セミナーについて:
海洋地球情報部広報課長田代 省三TEL:045-778-5400
報道について:
経営企画室報道室長大嶋真司TEL:046-867-9193