プレスリリース


プレスリリース

2009年10月6日
独立行政法人海洋研究開発機構

「地球シミュレータ産業利用シンポジウム2009」の開催について

独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)では、文部科学省の「先端研究施設共用促進事業」の補助による「地球シミュレータ産業戦略利用プログラム」の実施や、産業界などを対象とした地球シミュレータの成果専有型有償利用サービスの実施といったように、我が国の産業発展に向けた地球シミュレータの産業利用の推進を積極的に行っております。

このような産業利用の取り組みについてご理解いただくため、下記により「地球シミュレータ産業利用シンポジウム2009」を開催しますので、お知らせします。

本シンポジウムでは、「地球シミュレータ産業戦略利用プログラム」において実施された民間企業等による利用成果報告を中心に行います。

1.日 時 平成21年11月6日(金)13:00〜17:50(12:00開場)
2.場 所 学術総合センター 2F 一橋記念講堂(別紙1参照)
東京都千代田区一ツ橋2丁目1番2号
3.入場料 無料
4.参加登録 下記URLから登録をお願いします。
http://www.jamstec.go.jp/es/jp/ss09/
参加登録〆切: 平成21年10月30日(金)17:30
※申込人数が定員(500名)に達しますと、〆切前でも締め切る場合がございます。
参加登録に関するお問合せ先:
  独立行政法人海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター
地球シミュレータ産業利用シンポジウム事務局
Phone/FAX : 045-778-5456 / 045-778-5491
E-mail : sangyou-sympo@jamstec.go.jp
5.主 催 独立行政法人海洋研究開発機構
6.プログラム 別紙2参照

別紙1

会場地図

別紙2

プログラム

プログラム
12:00 開場・受付
2F 一橋記念講堂
挨拶
13:00-13:10 主催者挨拶
海洋研究開発機構
理事 今村 努
基調講演
13:10-13:35 先端研究施設の共用とイノベーション創出
文部科学省 研究振興局 研究環境・産業連携課
課長 柳 孝
事業説明
13:35-14:00 地球シミュレータ産業戦略利用事業説明
海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター
シミュレーション応用研究グループ
グループリーダー 新宮 哲
地球シミュレータ産業戦略利用プログラムによる成果報告(1)
14:00-14:25 機能性ナノ粒子設計シミュレーション
株式会社東芝
研究開発センター 機能材料ラボラトリー
研究主幹 伊藤 聡
14:25-14:50 定常渦構造の特性解明およびそれに
基づく抜本的空気抵抗低減技術の開発
トヨタ自動車株式会社
車両技術開発部
杉田 祐輔
14:50-15:15 数値シミュレーションによる次世代高速
新幹線用低騒音パンタグラフの開発
東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本研究開発センター
先端鉄道システム開発センター環境技術グループ
水島 文夫
15:15-15:35 休憩
地球シミュレータ産業戦略利用プログラムによる成果報告(2)
15:35-16:00 CO2排出ミニマムを目指した
実高炉内の多相(固気粉)流れの
大規模シミュレーション
新日本製鐵株式会社 技術開発本部
環境・プロセス研究開発センター製銑研究開発部
主幹研究員 松崎 眞六
16:00-16:25 フラグメント分子軌道(FMO)法の
創薬における分子シミュレーションへの応用
キッセイ薬品工業株式会社
創薬研究部 創薬設計研究所
副主任研究員 小澤 基裕
16:25-16:50 SiCパワーデバイス開発のための
シミュレーション
財団法人電力中央研究所
材料科学研究所 原子力材料領域
主任研究員 大沼 敏治
16:50-17:15 ゴム中のナノ粒子ネットワーク構造の
モデル構築による高性能タイヤの開発
住友ゴム工業株式会社
研究開発本部 材料プロセス研究部
課長代理 岸本 浩通
17:15-17:40 高効率有機発光材料の開発
住友化学株式会社 筑波研究所 
現 法政大学 情報科学部 
教授 善甫 康成
閉会
17:40-17:50 閉会の挨拶
海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター
センター長 渡邉 國彦

お問い合わせ先:

独立行政法人海洋研究開発機構
(本シンポジウムについて)
地球シミュレータセンター シミュレーション応用研究グループ
 グループリーダー 新宮 哲 TEL:045-778-5790
(報道担当)
経営企画室 報道室長 中村 亘 TEL:046-867-9193