地球創成以来の生命史を惑星地球の動的な活動と進化との関連という視点を持って検討します。とくに海洋を中心とする地球生命圏について、その構造と進化について解明し、大気・海洋圏および固体地球と一体になったシステムを構成していることを理解するとともに、地球環境変動と地球生命圏との相互作用を予測・評価することを目指します。また、多様な海洋・地殻内生物に潜在する資源としての有用性を掘り起こし、産業への応用も図ります。
生物−環境−地球の相互作用に着目し、現在および過去の地球環境について研究します。これにより、海洋環境と生物圏の形成や変遷過程を解明するとともに、現在起きつつある地球環境変動の影響評価に役立てます。
海洋を中心とする生物圏を構成する生物の多様性について、海溝、海山、閉鎖水域、中・深層域、海洋表層部等において、生物の多様性を生み出すメカニズム、現在の生物分布や量を規定する要因を明らかにするため、海洋生物に特異な進化過程や生態系の多様な機能に関する研究を行います。
太陽光に依存しない「地球―生命」相互作用システムとして、深海・地殻内の生態系を支える「暗黒のエネルギー・物質・機能因子・遺伝因子循環」の成り立ちとその働きについて、生物学の枠組みを超えた多面的なアプローチによる研究を展開し、その相互作用のメカニズムについて包括的な理解を目指します。