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JAMSTECニュース

地球深部探査船「ちきゅう」はインド洋へ

2015年2月18日

地球深部探査船「ちきゅう」は、インド共和国沿岸海域においてメタンハイドレート掘削調査のため、現在インド洋に向かっています。この事業はインド共和国のONGC社(Oil and Natural Gas Corporation Limited: インド石油ガス公社)が実施する資源開発に関連した調査を、日本海洋掘削株式会社(JDC)が受託し(2015年1月28日発表)、海洋研究開発機構は日本海洋掘削株式会社との資源掘削契約に基づき、地球深部探査船「ちきゅう」を供用しています。

「ちきゅう」の活用は、大水深域での掘削技術やメタンハイドレート分析技術の経験と蓄積を目的とするとともに、船上にて海洋研究開発機構の研究者が、インド共和国の研究者・技術者の指導・支援を行い、日本の科学技術外交上での貢献が期待できます。

清水港の出港風景:2015年2月6日撮影