国立研究開発法人海洋研究開発機構（理事長：平朝彦）は、7月１日付けで海洋科学技術に関連するイノベーション創出を推進し、研究開発成果の最大化を図ることを目的に、理事長を本部長とする「海洋科学技術イノベーション推進本部」を設置しました。
本年6月19日に閣議決定された「科学技術イノベーション総合戦略2015」では、イノベーションの創出のためには、大学、産業界、公的研究機関等の多様な組織や人材がそれぞれの役割を適切に果たしつつ「相互作用」することが不可欠とされており、そのなかで国立研究開発法人は、「相互作用」を生み出し、イノベーションを進める仕組みの展開や共創の場の形成の中核を担うことが期待されています。
今後、海洋研究開発機構は、これまで培ってきた様々な研究、技術開発の成果及び保有・運用する船舶等の様々な大型施設等をより一層活用し、海洋科学技術に関連する共創促進の「場」としてのイノベーションハブ機能を創出・強化することを、全所的且つ組織横断的に推進していきます。
平成二十七年七月
国立研究開発法人海洋研究開発機構