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JAMSTECニュース

国際海底機構(International Seabed Authority)における海洋研究開発機構(JAMSTEC)のオブザーバー資格の承認について

この度、平成30年7月23日にジャマイカのキングストンで開催された国際海底機構(International Seabed Authority、以下「ISA」という。)の年次総会において、国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)のISAのオブザーバー資格が承認されました。
ISAは、国連海洋法条約が規定した深海底の鉱物資源の管理を主たる目的として1994年に設立され、事務局はジャマイカの首都キングストンに置かれています。
JAMSTECが、SIP次世代海洋資源調査技術等で進める海底資源研究において、環境影響評価技術の国際標準化に関する取り組みを行ってきた実績やISAの活動にも積極的に貢献していること等を背景に、オブザーバー資格が認められたものです。
JAMSTECには、今回のオブザーバー資格の取得により、ISAに対する海洋・地球科学研究における日本の知見の提供及び国際的な専門家人材の育成等において今後より一層の貢献が期待されています。

※SIP:戦略的イノベーション創造プログラム


オブザーバー資格承認に立会った白山義久特任参事(左)、
マイケル・ロッジ事務局長(中央)及びアルフォンソ・アセンシオ・ヘレーラ事務局次長(右)