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「Oceans and Biodiversity」会合を共催しました

2019年7月9日

2019年6月27日(木)、海洋研究開発機構と在日フランス大使館 科学技術部は海洋研究開発機構東京事務所において、「Oceans and Biodiversity」会合を開催しました。

フランス共和国大統領の公式実務訪問に伴い来日したフレデリック・ヴィダル(Frédérique Vidal)高等教育・研究・イノベーション大臣と平朝彦 JAMSTEC理事長が座長を務めた本会合には、フランスの主たる研究機関(国立研究科学センター/CNRS、原子力・エネルギー庁/CEA、国立宇宙研究センター/CNES、国立研究機構/ANR、海洋開発研究所/IFREMER、国立農学研究所/INRA)および我が国の研究機関(海洋研究開発機構、筑波大学、水産総合研究センター、国立環境研究所)の代表者らが参加し、海洋生物多様性観測、海洋プラスチック、深海、マントル研究などの海洋にまつわる諸事項や海洋における協力について意見を交換しました。

日仏首脳会談では、日仏包括的海洋対話等を通じて協力を具体化することで意見が一致しており、本会合はその一端となるものです。

ヴィダル大臣からは 、[1] ブルーエコノミー 、[2] 気候変動・環境・生物多様性及び[3] 質の高いインフラの3つの柱を中心に、日仏の海洋協力を具体化していくこと並びに2019年9月にニューカレドニアの首都ヌメアで開催が予定されている海洋に係る日仏ワークショップの重要性と期待が述べられました。


フレデリック・ヴィダル大臣(左)と平朝彦理事長(右)


会合参加者