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パラオ共和国大統領がJAMSTEC来訪

2019年12月28日、パラオ共和国のレメンゲサウJr.大統領ご一行が海洋研究開発機構(JAMSTEC)横須賀本部をご視察されました。
レメンゲサウJr.大統領は、これまでJAMSTECが20年間にわたりパラオ共和国にて実施してきた気象・気候観測研究、地震モニタリング活動等のほか、海洋プラスチック研究に係る活動等に関する機構からの説明に熱心に耳を傾けられました。また、大統領からは、機構の海洋地球科学技術分野における知識及び経験を通じて、海洋に係る地球規模課題解決のために主導的な役割を担うことに対する大きな期待の言葉が寄せられました。

今回のレメンゲサウJr.大統領の来訪は、パラオ共和国独立25周年及び日・パラオ外交関係樹立25周年記念国際シンポジウム(http://www.jamstec.go.jp/j/jamstec_news/20191202/)に連なるものです。

同様に、上記を記念して現在開催中の「日本-パラオ親善ヨットレース」における海洋マイクロプラスチック科学的調査(http://www.jamstec.go.jp/spfo/j/)以降の今後のパラオとの協力予定として、今年8月にはJAMSTECの海洋地球研究船「みらい」がパラオに寄港し、若者向けの啓蒙活動を実施することを計画しています。これら啓蒙活動等を通じて、地球規模の海洋問題の意識向上に貢献する事を目指しています。

期待のお言葉を述べられるレメンゲサウJr.大統領
期待のお言葉を述べられるレメンゲサウJr.大統領

「しんかい6500」模型前における集合写真
「しんかい6500」模型前における集合写真