2012年12月12日
松岡 大祐 研究員、荒木 文明 主任研究員(地球シミュレータセンター シミュレーション高度化研究開発プログラム)らの研究グループが、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)に関する国際会議であるInternational Conference for High Performance Computing, Networking, Storage and Analysis(SC12)において、Best Poster Awardを受賞いたしました。
本会議のポスターセッションでは、査読を経た82件の講演に対して6件のファイナリストが選ばれ、プログラム委員会による審査によって特に優秀と認められた1件の講演に対してBest Poster Awardが授与されました。
2012年11月1日
松岡 大祐 研究員(地球シミュレータセンター シミュレーション高度化研究開発プログラム 高度計算表現法研究グループ)が、平成24年7月24~25日に工学院大学で開催された、可視化情報学会主催の第40回可視化情報シンポジウムにおいて、「ベストプレゼンテーション賞」を受賞いたしました。
本シンポジウムでは一般公演セッション、オーガナイズドセッション合わせて121件の講演があり、研究内容、プレゼンテーションともに優秀と認められた3件の講演に対し、ベストプレゼンテーション賞が授与されました。
2012年10月9日
宮崎 和幸 研究員(地球環境変動領域 物質循環研究プログラム)が、2012年日本気象学会 山本・正野論文賞を受賞しました。
この賞は基礎研究・応用技術開発を問わず、優秀な論文を発表した新進の研究者・技術者に贈られるものです。
授賞式は、日本気象学会2012年度秋季大会会期中の10月4日に、北海道大学にて行われました。
受賞論文:
Transport and mixing in the extratropical tropopause region in a high-vertical-resolution GCM.
Part I: Potential vorticity and heat budget analysis. J. Atmos. Sci., 67 (2010), 1293-1314.
(by Miyazaki, K., S. Watanabe, Y. Kawatani, Y. Tomikawa,
M. Takahashi and K. Sato),
Transport and mixing in the extratropical tropopause region in a high-vertical-resolution GCM.
Part II: Relative importance of large-scale and small-scale dynamics. J. Atmos. Sci., 67 (2010), 1315-1336.
(by Miyazaki, K., K. Sato, S. Watanabe, Y. Tomikawa, Y. Kawatani and M. Takahashi)
2012年9月19日
坂口 有人 技術研究主任(地球内部ダイナミクス領域)が、日本地質学会小藤文次郎賞を受賞しました。
表彰式は、日本地質学会第119年学術大会会期中の9月15日に大阪府立大学にて行われました。
小藤文次郎賞は、今年、新設された賞で、会員が発表した重要な発見または独創的な発想を含む論文に対して贈られます。今回は「ちきゅう」よる南海トラフ掘削研究の成果が認められました。
受賞論文
2012年9月13日
長島 佳菜 研究員(地球環境変動領域 物質循環研究プログラム)、川口 慎介 研究員(海洋・極限環境生物圏領域 深海・地殻内生物圏研究プログラム)、澁谷 岳造 研究員(システム地球ラボ プレカンブリアンエコシステムラボユニット)が、2012年度日本地球化学会年会で奨励賞を受賞いたしました。
この賞は地球化学の進歩に寄与するすぐれた研究をなし、なお将来の発展を期待しうる満35歳未満の学会員に贈られます。
2012年8月30日
窪田 高秋 研究員(海洋・極限環境生物圏領域)が生化学若い研究者の会主催「第52回生命科学夏の学校」にて最優秀ポスターを受賞い
たしました。
生化学若い研究者の会は日本生化学会後援のもと、生命科学(生化学・分子生物学・バイオテクノロジーなど)の分野に興味を持つ大学院生を中心に構成され、全国各地でシンポジウムやセミナーなどの活動を行ない、若い研究者のネットワーク作りを進めている会です。
対象研究テーマ:鏡を抜ける深海微生物
2012年8月8日
松岡 大祐 研究員(地球シミュレータセンター シミュレーション高度化研究開発プログラム 高度計算表現法研究グループ)を初めとする地球シミュレータセンターの研究者が取り組んだ研究成果が、「第17回計算工学講演会グラフィクスアワード 最優秀賞」を受賞しました。
本賞は、計算工学講演会論文集に掲載された論文に含まれるコンピュータグラフィクスのコンテンツのなかから優秀と認められるものに授与されるものです。
大西 領 研究員(地球シミュレータセンター シミュレーション高度化研究開発プログラム)が、JACM(日本計算力学連合;Japan Association for Computational Mechanics)より、2012年度のJACM Young Investigator Award(The 2012 JACM Award for Young Investigators in Computational Mechanics)を受賞いたしました。
この賞は、計算力学分野で顕著な業績及び研究を行った40才以下(表彰年内に41才になってはならないこと)の研究者に与えられる賞です。
なお、本Award受賞者は、2012年JACM総会において表彰されました。
2012年7月31日
巽 好幸 教授(神戸大学、地球内部ダイナミクス領域 招聘上席研究員)が2012年のAGU(アメリカ地球物理学連合)N. L. Bowen Awardを受賞しました。
実験岩石学の権威であるNorman L. Bowen (1887-1956) の名を冠したこの賞は、火山学・地球化学・岩石学の分野において、優れた業績のある研究者に授与される賞で、1981年に創設されてから毎年1~2名が選ばれており、日本人としては、2007年の東北大学大学院の大谷栄治教授に次ぐ二人目の受賞となります。
受賞理由は、数多くの実験岩石学的研究、フィールドをベースとした岩石学的研究、およびそれらを用いたモデリング研究によって、マグマと地殻の進化に関して、基礎的かつ重要な貢献をしたことが挙げられます。とくに、ホットスポットの火成活動、伊豆小笠原マリアナ弧を中心とした沈み込み帯の火成活動と地殻の進化、および沈み込み帯のマントルウエッジの熱構造と物質の移動に関して、先駆的な研究を行い、かつ、長年にわたり、国際的に中心的な役割を果たしてきました。
古市 幹人 研究員(地球内部ダイナミクス領域)、坪井 誠司 部長(地球情報研究センター)、中村 武史 技術研究副主任(地震津波・防災研究プロジェクト)が可視化情報学会第23期学会映像賞を受賞しました。
この賞は、可視化情報学会の学会誌、英文論文集に掲載の画像、ビデオ登録作品およびホームページに掲載されたフラッシュに発表され、学術・技術的にあるいは芸術的に優れた映像の作者に対して授与される賞です。
2012年7月18日
深澤 理郎 領域長(地球環境変動領域)が第5回海洋立国推進功労者表彰を受賞しました。
本表彰は、平成19年7月に施行された海洋基本法に基づき、国民のみなさまに海洋に関する理解を深めていただく契機とすることをねらいとして実施しており、今回の受賞は、世界初の深海温暖化の実証における功績が評価されたものです。
表彰式は、2012年7月13日に総理官邸にて開催されました。
2012年7月4日
高井 研 プログラムディレクター(海洋・極限環境生物圏領域)が、日経ビジネスオンラインが主催するCHANGEMAKERS OF THE YEAR 2012の研究者部門でグランプリを受賞しました。
この賞は「日経ビジネス」「日経ビジネスオンライン」の読者からの投票で選出された人たちに贈られる賞です。
「チェンジメーカー」とは従来の枠組みにとらわれず、人類に未来の礎を新たに築く次代のリーダーと定義されています。
2012年6月7日
澤 隆雄技術研究副主幹(海洋工学センター)と笠谷 貴史技術研究副主任(地球内部ダイナミクス領域)が、日本海洋工学会JAMSTEC中西賞を受賞しました。
表彰式は2012年5月28日に開催された海洋音響学会にて行われました。
JAMSTEC中西賞は、故中西俊之博士の思いを具現化し、多くの研究者・技術者を育成するために制定された賞です。
2012年5月31日
高橋 努 研究員(地球内部ダイナミクス領域)が日本地震学会若手学術奨励賞を受賞しました。
この賞は、すぐれた研究により、地震学の分野で特に顕著な業績をあげた若手の学会員に贈られる賞です。
伊藤 耕介 ポストドクトラル研究員(地球環境変動領域)が2011年度日本地震学会論文賞を受賞しました。
論文賞は、地震学会の学術誌「地震」または「Earth, Planets and Space」に発表したすぐれた論文により、地震学に重要な貢献をしたと認められる者に贈られる賞です。
2012年4月24日
地球環境変動領域の纐纈主任研究員、小野寺外来研究員が
日本海洋学会 岡田賞を受賞しました。
日本海洋学会の表彰式は、2012年度日本海洋学会春季大会会期中の3月28日に筑波大学にて行われました。
岡田賞は、海洋学において顕著な学術業績を挙げた36歳未満の学会員に贈られます。
地球環境変動領域の才野プログラムディレクターが、日本海洋学会 宇田賞を受賞しました。
宇田賞は、海洋学の発展に大きく貢献した学会員に贈られます。
地球環境変動領域の勝又主任研究員が、日本海洋学会 日高論文賞を受賞しました。
日高論文賞は、日本海洋学会の定期刊行物に発表された論文の中から、優秀な論文を発表した研究者に贈られます。
2012年4月13日
平成23年度第6回科学技術の「美」パネル展でJAMSTECの4作品が優秀賞を受賞いたしました。
授賞式は2012年4月18日に東京・北の丸公園の科学技術館で行われました。
このパネル展は科学技術団体連合が主催し、研究などの過程や成果で得られた写真や画像で、一般の方が普段見ることができない現象など感動を与える要素が含まれ、科学技術に興味関心を持っていただける作品を募集するものです。
入選作品は全国各地で巡回展示され、一般市民の皆様の投票により優秀作品が選ばれました。
【受賞作品】
《最優秀賞》
「鏡の海」
柏野 祐二 技術研究主幹(地球環境変動領域)
《優秀賞》
「深海の四季」
藤岡 換太郎 特任上席研究員(事業推進部)
KOOHOOメンバー
「氷河から流れゆく水 グレイシャー・ミルク」
紺屋 恵子 研究員(地球環境変動領域)
「日本周辺の海の流れ」
松岡 大祐 研究員(地球シミュレータセンター)
2012年2月15日
高井 研 プログラムディレクター(海洋・極限環境生物圏領域深海・地殻内生物圏研究プログラム)が、第8回(平成23年度)日本学士院学術奨励賞を受賞いたしました。
この賞は、若手研究者を顕彰して今後の研究を奨励することを目的とし、独立行政法人日本学術振興会の日本学術振興会賞受賞者の中から選ばれるものであり、今回の受賞は、「極限環境微生物の探索と生態系駆動原理の解明、および地球-生命初期進化研究への展開」の業績によるものです。
2012年1月23日
高井 研 プログラムディレクター(海洋・極限環境生物圏領域深海・地殻内生物圏研究プログラム)が、第8回(平成23年度)日本学術振興会賞を受賞いたしました。
この賞は、将来の学術研究のリーダーとして、後のノーベル賞候補者となるようなフレッシュな研究者をいち早く顕彰することにより、今後の研究にチャンスを与えブレークスルーを促そうとするものであり、今回の受賞は、「極限環境微生物の探索と生態系駆動原理の解明、および地球生命初期進化研究への展開」の業績によるものです。