トップページ > キッズ > 「ハガキにかこう海洋の夢コンテスト」 > 第16回 入賞者特典「体験乗船」レポート

全国児童「ハガキにかこう海洋の夢コンテスト」

第16回全国児童「ハガキにかこう海洋の夢コンテスト」入賞者特典
海洋調査船「なつしま」体験乗船レポート

第16回全国児童「ハガキにかこう海洋の夢コンテスト」で入賞したお友だちが、2014年7月29日(火)~31日(木)、海洋調査船「なつしま」に体験乗船してきました!
向かったのは、日本一深い湾「駿河湾」です。がんばった調査のようすをレポートします!

07:45 乗船

1日乗船する「なつしま」です。

08:10 船長とごあいさつ

よろしくお願いします!

08:30 出港

行ってきます!

09:15 船内見学

デッキや、ふだんは見ることのできない機関室なども見学しました。機関室は大きな音がなっていました。

09:30 「ハイパードルフィン」見学

ハイパードルフィン運航長がくわしく説明してくれました。

10:00 調査海域到着

「ハイパードルフィン」深海探査スタート!
巨大なクレーンで持ち上げられるハイパードルフィンの迫力に圧倒されました。 

11:30 深海実験の確認や深海生物の観察

ハイパードルフィンが撮影する深海の様子を、コントロールルームから見ました。

11:45 体験操縦

ハイパードルフィンが海底に到着!
ハイパードルフィンの操縦をしました。気分はパイロット!

12:30 昼食

スペシャルカレー、とってもおいしかったです。

13:15 深海探査

29日は、たくさんのユメナマコを発見! 「ユメナマコランド」と命名しました。 (深海生物や実験の内容は、こちら

14:45 ハイパードルフィン浮上

おかえりなさい!

15:00 結果を確認

とってきた生物に実際にさわりながら観察しました。研究者による解説つきで、理解が深まります。

ユメナマコを解剖しました。

海底でとった泥にさわりました。ねちょっとした粘土のようです。

深海へいったものはどうなった?スイカやバナナを切ったり生卵を割ったりして、変化を確認しました。

乗船記念証授与。キャプテンとハイパードルフィン運航長から記念品を頂きました。

16:45 下船

おつかれさまでした!

観察した深海生物


ユメナマコ
29日には、ユメナマコが大量に棲息している海域に遭遇しました。
最初は「ユメナマコだー」とはしゃいでいたお友だちからも「ユメナマコはもう飽きたぁ」と贅沢な声も上がるくらい沢山見ることができました。深海を優雅に泳ぐ姿がとても綺麗でした。

イカ
深海を優雅に泳ぐイカに会いました。
ハイパードルフィンの光に驚き、墨をカメラに吐いてきました。研究者からイカ墨とタコ墨の違いを教えてもらいました。

【参考】
■イカ墨(アオリ)→敵から逃れるために自分の分身として墨を吐き、魚がその分身をイカだと勘違いしている間に逃げる。
■タコ墨→敵から逃れるために墨を吐いて煙幕を張り、目くらましで逃げる。
サメ
生イワシとサバを餌として設置し、寄ってきた深海生物の観察を行いました。
29日には大きなサメも登場し、みんな大興奮でした。
アナゴ
餌を置くと、真っ先に嗅ぎ付けてきたのはアナゴでした。サバの内臓に食らいつき、体を回転させることで肉を食いちぎって食べていました。

自分で提案した深海実験

深海でものはどのように変化するの? いろいろなもので実験!

【潜航前】 【潜航中】
ペットボトル(炭酸飲料入り)、ペットボトル(空)、こんにゃく、ステンレスカップ、生卵・ゆで卵、マシュマロ、同じ長さ(紐、木、金属、ガラス)、トマト、油粘土、風船など
ステンレスカップと空のペットボトルは凹みました。ゆで卵、生卵、トマト、こんにゃく、同じ長さ(紐、木、金属、ガラス)、油粘土は特に変化ありませんでした。
発泡スチロールのカップ
ドライアイスと風船
風船(水入り、空気入り)水入り風船は、そのまま変化はありませんでした。空気入りの風船は縮んで、また膨らみました。
ドライアイスはハイドレート化を期待しましたが、今回は泡がでなくなるところまでは確認できましたが、液化する瞬間は確認することができませんでした。
釣り
メタルジグとイワシをつけて海底で釣りをしました。餌の臭いにつられて、マニピュレータでアナゴを挟んでしまいそうなくらいにアナゴがついてきました。
(メタルジグはJAMSTEC賛助会員の株式会社シーフロアコントロール様からお借りしました。)
深海で炭酸飲料のペットボトルのフタを開けられるかな?
子供からのハイパーのマニピュレータ操作の腕試しの要望に、パイロットの腕が試されました。子供からの応援を受けながら、パイロットが1.5Lのペットボトルの蓋を上手に開けてくれました。

まとめ

体験乗船を通してホンモノの「ヒト」、「研究船」、「探査機」、「実験」、「映像・写真」に直接ふれることで、海の科学や技術を身近に感じ、それに対する知識を得て、理解度を高めました。また、体験だけではなく、自ら提案した実験を深海で実際に行うことで、実験のおもしろさを体感しました。

(広報課)