潜水調査船にはトイレはあるのですか?
潜水調査船にトイレはない。また深海の温度は冷蔵庫よりも低いが暖房もない。
この理由を説明しましょう。水中では、まわりから押し付けられる力を感じたことがあるでしょう。これが水圧です。深く潜れば、それだけ水圧は大きくなります。「しんかい6500」で6500mまで潜れば、その時の水圧は、親指に大人を10人のせた重さとなります。また、水圧を受ける面積が大きくなれば、それだけ全体で受ける力も大きくなります。たとえば手のひら全体だと、親指の100倍以上の力を受けます。つまり、深海では水圧が大きいので、人が乗る耐圧球をできるだけ小さくしなければならないのです。
「しんかい6500」の耐圧球は直径が2mです。そして、潜水調査船の運航と観測に必要な機械が詰まっています。この中に、3人が乗り込むので耐圧球の中に余分な場所は無いわけです。トイレが無くても、緊急時には、特別 なバッグを使えるのでご心配なく。