

圧縮空気を用いて水深50m相当の圧力環境を作ることができ、潜水技術者などの圧力体験や水中機器の性能試験などを行うことができます。
ここでは、深海潜水のために開発された飽和潜水という特殊な潜水の安全性を確認するために、種々の医学的な研究が行われていました。
実験は、内径2.5mのサブチェンバー(トイレ&シャワー付)と居住区を兼ねた長さ7.5m、内径2.2mのドライチェンバー、プール(深さ3m)を持つウェットチェンバー(潜水訓練用で、 水温の設定が可能)と呼ばれる3つのチェンバーを使い、毎回4名の被験者がこの中に入り平均20日の日程で行われました。
<飽和潜水>
通常の潜水は、作業時間の割に長い減圧時間を要するため、非常に効率の悪い方法といえます。そこで開発されたのが「飽和潜水」です。「飽和潜水」はある一定の圧力環境で、その環境にあるガスと体に溶け込むガスが同じ圧力になった状態での潜水方法をいいます。「飽和潜水」は潜水作業時間に制約を受けることがなく潜水時および浮上時の加圧・減圧を特定の条件下で行えば、長時間(1カ月以上)安全に海中で活動することができる潜水方法です。