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ここでは鎮守の森を例にとります。昔から、神社の周りの森は神域として手厚く保護されてきました。生態学者は鎮守の森のことを、人が開墾する前の、その地域ほんらいの森に近いか、その自然そのものだと考えています。
一回限りの観測では、微気候がわかったとはいえませんが、森が備える環境の特徴を知り、これをその場所の微気候として理解する手がかりとすることはできます。鎮守の森の気候探検の始まりです。

●鎮守の森
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鎮守の森全体の概略図を用意する。森の面積に応じて観測地点の間隔をきめ、気温と湿度を測る。測る高さは、地面の上と目の高さにする。
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それぞれの気温・湿度を正確に測り、用意した図面の観測地点ごとに温度と湿度を記入する。温度計や湿度計をできるだけたくさん用意し観測する時間差を少なくする。
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同じ温度かごく近い温度どうしを線で結び、気温・湿度の等温(湿)線を描き出す。
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観測中に感じ取った風の方向や強さを矢印で表し、気候マップを完成させる。
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できた気候マップをもとに、森の外、森の中、神社の境内それぞれの特徴を話し合い比べてみよう。
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この経験をもとに街中と郊外を観測し比較して、同じく微気候の成り立ちやその理由、互いの違いと関係について話し合ってみることもできる。
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