テーマ学習気候変動と私たちの暮らしじっくりやる

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●気候と海水面の変遷

 氷河期が終わりを告げた10,000年前、その後 8,000年以上も続く縄文時代が始まります。縄文時代は現在の自然や暮らしに比べて、どんなことが同じでどんなことが違うのでしょうか。
 私たちの身のまわりのものからそれを探しながら、私たちの暮らしに影響をあたえる気候とは何かを考えてみましょう。

 

 
●縄文カレンダー

手順

1. まず博物館や図書館に出かけ、縄文時代の暮らしについて調べる。
村づくり・生活道具づくり・山と川と海の幸・祈り・縄文村の生活・自然環境などの大項目ごとに調べてまとめる。

2. 同じ項目について今度は、現在の私たちの暮らしと自然についてもとりあげまとめる。

3. 次にこの二つを比べてみる。同じところ、違っているところを探しみんなでその理由を考えてみよう。
例えば、山と川と海の幸の場合
  【同じところ】
海の幸 大量消費の陰で、地元でとれた同じ種類の魚介類、例えばカツオ・サケなどが、かわらず食べられている。
●昆布類・ワカメ、魚のひらき、煮干しなど、天日で乾燥して保存する方法は変わらない。
●冬に海苔、春から夏にアサリをとって食べる。
山の幸 季節性の無い大量消費の一方で、季節に合わせて栽培された野菜が売られ食べられている。
●各地に里山的環境があり、春になると山菜が売られ、秋には栗などが食べられている。
●農薬に頼らない季節や場所に合わせた栽培方法が見直されてきた。
  【違うところ】
海の幸 縄文時代は主に集落の周辺にいるものをとっていたが、今では外国からの輸入(遠くの海)にも頼っている。冷凍・冷蔵技術により地域性・季節性が薄くなってきた。
●冬にクジラを捕っていたが、今は冬のホエールウォッチングに変わった。
山の幸 縄文時代は集落周辺に生える野草や木の実を採集し、あるものは小規模の栽培を行なっていた。現在は、温室栽培・化学肥料の利用によって季節にかかわりなく収穫ができる。
●農薬をたくさん使って自然の生態系とのバランスをくずし、人のからだへの影響も出ている。
●地元や国内よりも外国からたくさん輸入している。

     

 

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