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深層水の観測と利用 ブックマーク登録



 深層水とは、太陽光がとどかない深さの海水を指します。表層の海水に比べ、清浄性、低水温、富栄養、安定性など、利用上優れたこの海水は、水産動物の飼育水、温度調節などのエネルギー源、植物プランクトンや海藻の育成水などの資源価値を備えています。しかも再生循環可能な資源だということができます。
 深層水は大気・海洋全体にも大きな影響を与えていると考えられ、最近、千年単位で世界の海洋の深層を大循環する深層海流があることがわかってきました。この流れは地球表面の気候とも密接にかかわっているものだと考えられています。
 このように海洋環境も大気圏の気象現象と同じように多様で、よりいっそう総合的な観測データの収集と研究が望まれています。独立行政法人海洋研究開発機構では、未知の領域を明らかにする巡航型の無人潜水機「うらしま」が開発されました。
 


●無人潜水機「うらしま」

 

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