テーマ学習地球の歴史と私たちじっくりやる

本当の地球の姿が見えてきた ブックマーク登録



 地球という神秘的な惑星ができてから、およそ45億年がたちます。古生代の水生生物や中生代の恐竜などが、みな地層の中に埋まり、事実が学術書や博物館の中にしか存在しないかのようです。しかし生命が誕生してから38億年間、地球上ではいくつもの重大な出来事が起こりました。そのたびに生き残った生物が次の新しい時代を築いてきました。地球と生命の進化の歴史を左右する重大な出来事が起きた時、大気あるいは気象はどのようだったのでしょうか。  

手順

1. 博物館に出かけてみよう。展示を見ながら、生物の形やそれがどのように暮らしていたか、各地質時代ごとに想像してみよう。

2. 今度は地球表面で大陸が移動し、くっついたり離れたりする展示を見よう。どういう仕掛けでそういうことが起きたのか考えてみる。

3. 次は地球の中身について。マントルと示されているところは、最近の研究では対流(温度差と重さにより上下に動いている)が起こっているということがわかってきた。

4.

大陸移動やそれに伴った激しい火山活動など、地球の内部からの動きが、その時代の大気・海洋の自然環境を大きく変え生物を絶滅に追い込み、また進化を促すきっかけを作ったのだという事が考えられている。

【例えば】 ※【シミュレーション】 地球と生命の進化の歴史 と合わせてご覧下さい。ページの下からリンクされています。
27億年前  地球の中心にある核の中で発電現象が活発におこり、地球磁場が急に強くなります。ちょうどその頃海中では、太陽エネルギーを使う酸素発生型光合成生物シアノバクテリアが出てきました。磁場のおかげで、紫外線や宇宙線などの影響から守られた微生物が浅い海に進出します。その後に酸素を使ってより多くのエネルギーを引き出す生物が現れ、さらにより大きな体を持った生物の出現へと進化していくきっかけとなりました。
7億5000万年前
大陸ロディニア
 海水がプレートの沈み込み場所から地球内部に入り込むようになりました。それで海水面が下がり浅い海や陸地が増えました。地表の風化、浸食作用が活発になり、生き物の遺骸が分解してできた有機物は堆積岩に閉じこめられるようになりました。すると有機物は酸化されなくなるので、そのぶん大気中の酸素は消費されることがなく、結果的に増加することになりました。
6億年前  海中では酸素が増えたことで酸素呼吸型大型生物が進化し、クラゲやカイメン類のような軟らかい体をした生物、エディアカラ動物群が現れました。
5億5000万年前
超大陸ゴンドワナができる
 マントルの動きによって起こった激しい火山活動により、エディアカラ動物群は絶滅し、新しい生き物の時代の幕が開けしました。カンブリア紀型動物群が爆発的な進化を始めたのです。
4億年前  カンブリア紀型の動物たちの多くは、まもなく絶滅していきました。しかし体のさまざまなタイプのデザインを示したカンブリア紀型の動物たちは、今ある生き物たちの直接の先祖を含んでいる注目すべき動物群でした。この時代は「生命進化上の実験が行われた時代」だと考えられています。
2億5100万年前
パンゲア大陸
(3億万年から2億万年前)
 古生代の生物が絶滅しました。大陸が大きく移動し激しい火山活動が起きました。ちりが空を被って、気温を下げ、光合成が低下して、酸素不足がいたるところで生じました。海中では、ほぼ全滅状態で、ほんののわずかなものしか生き残れなかったと考えられています。
 生物の歴史上最大の出来事だと考えられています。
6500万年前  地球に隕石が落下しその衝撃と地球全体を覆う塵とで、それまで繁栄していた生態系が大きく崩れました。しかし隕石以外にも、火山活動や気候の変動など他に原因があるという研究者もいます。恐竜とほとんどの裸子植物は絶滅し、生き残った哺乳類と被子植物の時代へとかわりました。
 例えば哺乳類は、恐竜たちが幅をきかせていた地球上の多様な環境にくらしの場を求めて、空や水中へと進出していきました。

5. 地球ができて以来、地球の内部の動きが、地球表面で展開される自然にさまざまなインパクトを与えてきたことをその歴史にそって思い描いてみよう。また私たちはその中を生き抜いてきた生き物であることなどを思い起こし、感じたことを話し合おう。

 
 
【シミュレーション】
地球と生命の進化の歴史
 

 

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