貝は私たちにとってとても身近なもので、アサリやシジミなどは食卓にあがることも多いと思います。また潮干狩りに行ってたくさんの貝を採ってきた人もいるでしょう。でもちょっと待ってください。
私たちはどれくらい「貝」のことを知っているのでしょうか?どんな生き方をして、どんな進化をしているのか。まだ知られていない貝類の世界を、最新の研究を交えながらご紹介します。

概要


リーフレット(PDF)
日時
2017年2月25日(土)13:30~15:15(開場13:00)
会場
神奈川県立生命の星・地球博物館
SEISAミュージアムシアター
神奈川県小田原市入生田499 [会場案内図]
TEL:0465-21-1515
URL:http://nh.kanagawa-museum.jp/
講演者
講演1「相模湾の海岸環境とそこに生息する貝の生活事情」
佐藤 武宏(神奈川県立生命の星・地球博物館 専門学芸員)
講演2「あなたの知らない貝類の進化と生き方」
チョン チェン(海洋研究開発機構 深海・地殻内生物圏研究分野 ポストドクトラル研究員)
入場料
無料(参加登録不要)
共催
神奈川県立生命の星・地球博物館
お問合せ
海洋研究開発機構 研究推進部
TEL:046-867-9594
   

プログラム

13:00 開場
13:30 開演
13:35~14:20 講演1「相模湾の海岸環境とそこに生息する貝の生活事情」
佐藤 武宏(神奈川県立生命の星・地球博物館 専門学芸員)

ほとんどの人びとにとって、毎日の生活の中での貝との接点は食卓に限られるでしょう。中には潮干狩りや磯遊びで貝を手に取った人もいるかもしれません。神奈川県は面積こそ全国43位という非常に狭い県ですが、実は泥・砂・ジャリ・岩といったバラエティに富む底質のさまざまな環境が浅海から深海まで箱庭のようにギュッと詰め込まれた相模湾を有する、全国でも屈指の貝の多様性の高い県です。相模湾のさまざまな海岸環境にどのような貝が分布しているのか、潮の満ち引きによって干出・冠水するような環境や、調査船や潜水艦が辿り着けないくらいのごく浅い海で、貝がどのように生息しているのかをご紹介しますので、貝たちの生活事情について一緒に考えてみましょう。だんだん暖かくなって磯遊びに適した季節を迎えるにあたり、貝に対する観察眼が「何?」だけでなく「何故?」へと少しスキルアップできればいいなと思っています。
14:20〜14:30 休憩
14:30~15:15 講演2「あなたの知らない貝類の進化と生き方」
チョン チェン(海洋研究開発機構 深海・地殻内生物圏研究分野 ポストドクトラル研究員)

「貝」といえば、食卓にあがるサザエやホタテなど生活に馴染み深い数種を思い出す方が多いかと思います。しかし実のところいわゆる「貝類」、即ち軟体動物門は動物のなかでも昆虫を含む節足動物門に次ぐ多様性を誇る大分類群です。その種数は十万種を超え、海の大型動物に限って言えば最多と言われます。古くより貝類は、その柔軟な適応能力で海、陸、淡水における様々な環境を征服し、数々の特異な進化を遂げてきました。今回は、深海の熱水噴出孔という高圧、高熱、強酸性、有毒な生態系に生きるスケーリーフットなどを中心に据えながら、光るカタツムリや木に登る二枚貝などの様々な「あなたの知らない」貝にスポットを当てて彼らの魅力的な生き方について語りたいと思います。

会場案内図

神奈川県立生命の星・地球博物館
SEISAミュージアムシアター
〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499
TEL:0465-21-1515
URL:http://nh.kanagawa-museum.jp/

箱根登山鉄道「入生田(いりうだ)」駅から
徒歩3分