ライオンやシャチなど、食べる・食べられるといった食物連鎖の頂点に立つ動物を頂点捕食者=トップ・プレデターといいます。ライオンやクマなどは食肉類と呼ばれ、現在地球上で最も繁栄している哺乳類の仲間で、私たちもよく知っています。しかし、彼らがどのように進化してきたのか知っているでしょうか。
また、陸上のトップ・プレデターはよく知られていますが、深海ではどの生物がトップなのでしょうか。生態系の構造や機能の維持に、トップ・プレデターが重要な役割を果たしていることが最近の陸上や浅い海域の研究で明らかになってきました。ところが、深海のトップ・プレデターについては情報が非常に少ないです。
この講演会では陸上と深海のトップ・プレデターについて、彼らの知られざる進化とその多様性について、最新の研究を交えながら紹介します。

概要


リーフレット(PDF)
日時
2019年2月16日(土)13:30~15:15(開場13:00)
会場
神奈川県立 生命の星・地球博物館
SEISAミュージアムシアター
神奈川県小田原市入生田499 [会場案内図]
TEL:0465-21-1515
URL:http://nh.kanagawa-museum.jp/
講演者
講演1「骨から見た食肉類の進化と多様な生存戦略」
鈴木 聡 学芸員(神奈川県立生命の星・地球博物館)
講演2「深海のトップ・プレデターに挑む」
河戸 勝 技術主任(海洋研究開発機構)
入場料
無料(参加登録不要)
※常設展観覧料は別途かかります
共催
神奈川県立 生命の星・地球博物館
お問合せ
海洋研究開発機構 研究推進部
TEL:046-867-9594
   

プログラム

13:00 開場
13:30 開演
13:35~14:20 講演1「骨から見た食肉類の進化と多様な生存戦略」
鈴木 聡 学芸員(神奈川県立生命の星・地球博物館)

食肉類は、オオカミ、ライオン、クマなどの仲間で、世界中の様々な環境に生息しています。捕食者としては、現在地球上で最も繁栄しているグループです。食肉類の繁栄には、生息環境や捕食戦略の多様化が関わっていますが、歯や骨の形を見て比べることで多様性を垣間見ることができます。本講演では、食肉類にはどんな動物がいて、どんな生活をしているのか、また歯や骨の形がどのように進化してきたのかを紹介します。
14:20~14:30 休憩
14:30~15:15 講演2「深海のトップ・プレデターに挑む」
河戸 勝 技術主任(海洋研究開発機構)

ライオンやシャチなど食物連鎖の頂点に立つ動物トップ・プレデター。彼らは生態系を維持する重要な役割を持っており、実際トップ・プレデターを喪失した生態系が大きな影響を受けた例が知られています。深海ではどうだろうか? 深海では誰がトップで、どのくらいいて、いなくなるとどうなるのか、ほとんど分かっていないのです。私たちはこれを明らかにするため、駿河湾を舞台に、様々な機器や手法を用いて深海のトップ・プレデターに挑んでいます。講演では駿河湾深海のトップ・プレデターの多様性や役割について、希少な深海の映像をふんだんに交えながら、最新の成果を紹介します。

会場案内図

神奈川県立 生命の星・地球博物館
SEISAミュージアムシアター
〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499
TEL:0465-21-1515
URL:http://nh.kanagawa-museum.jp/

箱根登山鉄道「入生田(いりうだ)」駅から
徒歩3分