開催概要

地球環境の維持・修復や地球生態系における一次エネルギー生産に不可欠な炭素循環のノード機能は、過去40億年の地球の歴史の中で微生物と植物が重要な役割を果たしてきた。近年、電極と直接的に電子をやり取りする事が出来る微生物が見出され、我が国及び世界各地の様々なセクターにおいて、代表的な微生物の生体触媒機能に関する研究が進んでいる。例えば、電極に電子を渡す微生物(発電菌)により、廃棄物などから発電が可能な微生物燃料電池に関する研究開発が進んでいる。他方、電極から電子を受け取る微生物(電気合成菌)を用いると、CO2などの酸化物質を微生物生体触媒反応により還元する事が可能である。これは、水・空気・水素イオンやミネラルなどの経済価値の無い地球の普遍物質から、微生物が電子を直接的に媒介して有用物質を生産する新しいシステムである。さらに、「微生物電気化学」と呼ばれる新しい技術分野を工学的な要素技術と組み合わせることで、従来では考えられないレベルのエネルギー投資でCO2資源化や有用物質生産を実現するような、イノベーティブなシステム開発と学術・産業基盤の創出が期待される。本ワークショップでは、国内外の電気微生物学、生物電気化学や電子キャリアなどに関する最新の学術的知見や社会的ニーズを共有し、地球環境にやさしい「超循環型社会」の実現に向けて、多様な研究インフラ及び研究シナジーを有機的に連動させた包括的基盤研究の推進や研究開発の産学連携・協力等について議論を深化する。


リーフレット(PDF)
日時:
平成28年7月20日(水)10:00~17:25(開場9:30)
会場:
東京大学弥生講堂 一条ホール [弥生講堂>交通案内]
東京都文京区弥生 1-1-1
参加費:
無料
参加登録:
事前登録制
受け付けを終了しました。
主催:
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
協賛:
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
日本微生物生態学会
後援:
文部科学省

アクセス

東京大学弥生講堂 一条ホール
東京都文京区弥生 1-1-1

●東京メトロ 東大前駅(南北線) 徒歩1分
●東京メトロ 根津駅(千代田線) 徒歩8分

お問い合わせ

<ワークショップ事務局>
国立研究開発法人海洋研究開発機構
海洋科学技術イノベーション推進本部
TEL:046-867-9210 FAX:046-867-9195
E-mail:electromicrobiology@jamstec.go.jp