プログラム

13:00-13:25 開会あいさつ・JAMSTEC紹介
13:25-14:35 研究者になるまでの道のり ~女性研究者による講演会~
仕事のやりがいや研究者になるまでの経緯などを聞いてみよう!

講演1 熱帯の海と空気が世界を変える?
清木 亜矢子 研究員(大気海洋相互作用研究分野
【講演内容】
私は熱帯域の大気海洋相互作用について研究しています。熱帯というと日本からは遠いところのように感じますが、世界中で一番太陽の光を浴びる熱帯域は、地球規模の大きな大気循環を作り出すエネルギー源でもあり、日本や世界の天候にも大きな影響を与えます。
当日は、そんな熱帯域の研究について皆さんにご紹介すると共に、研究者って日々何をしているのか、研究者という職業の魅力、研究者になるまでの道のりなどについてもお話ししたいと思います。
【略歴】
2001年3月 日本大学文理学部地球システム科学科卒業
2003年3月 東京大学大学院理学系研究科(地球惑星科学専攻)修士課程 修了
2006年3月 東京大学大学院理学系研究科(地球惑星科学専攻)博士課程 修了
2006年4月~海洋研究開発機構
元々台風のような極端現象に興味を持っていたため、大学時代は熱帯域の大気現象を研究テーマとした。大学院でも熱帯気象の研究室へ進み、エルニーニョ現象を引き起こす熱帯擾乱について調査した。現在は海洋表層の変動も含めた熱帯大気海洋相互作用について研究している。
講演2 「プレートテクトニクス」に魅せられて~海底下を透視する!?
仲西 理子 技術研究員(地震津波海域観測研究開発センター
【講演内容】
爪の伸びる速さ程度でしか動いていないプレート、その動きが地震や火山などの地球の活動の原因であり、地球誕生以来長い年月をかけて現在の地球の姿をつくったというプレートテクトニクスの壮大なスケールと未解決の謎に引き込まれて、地球科学の分野へ進みました。今は、主に南海トラフなど地震が想定されている海域で、海底下がどうなっているのか、地震波を使って調べる仕事をしています。その結果が地震発生のしくみの理解につながり、巨大地震が発生する場合の被害予測にも結びつくことにやりがいを感じています。でも、研究の道を選択することに迷い悩んだ時期もありました。当時から現在までの経緯や心境とともに今後の目標についてお話ししたいと思います。
【略歴】
1992年 北海道大学理学部地球物理学科卒業
1994年 北海道大学大学院理学研究科(地球物理学専攻)博士前期課程修了
1994~1995年 (株)日立製作所
1998年3月 北海道大学大学院理学研究科(地球惑星科学専攻)博士後期課程修了
1998年4月 海洋科学技術センター(現:海洋研究開発機構)
大学院時代、懸念されながら発生していなかった東海地震の想定震源域の海底下の構造解明を研究テーマとする。以来、南海トラフ域を中心とした海溝型巨大地震の発生域の海底下の構造調査、解明に取り組む。
14:35-14:45 休憩
14:45-15:35 どんな職場かな?~JAMSTEC施設見学~
15:35-16:55 カフェde進路相談
理系への進路について、研究者をはじめ、JAMSTECの様々な職種の職員とお茶を飲みながら気軽に話をしてみよう!
※保護者、教員の方にはJAMSTEC職員との懇談会を同時開催します。


清木 亜矢子 研究員(大気海洋相互作用研究分野

東京大学大学院理学系研究科(地球惑星科学専攻)博士課程 修了
大学院修了後、JAMSTECに勤務。
現在の研究テーマは海洋表層の変動を含めた熱帯大気海洋相互作用。

仲西 理子 技術研究員(地震津波海域観測研究開発センター

北海道大学大学院理学研究科(地球物理学専攻)博士前期課程 修了
(株)日立製作所を経て北海道大学大学院理学研究科(地球惑星科学専攻)博士後期課程 修了
大学院博士後期課程修了後、JAMSTECに勤務。
現在の研究テーマは南海トラフ域を中心とした海溝型巨大地震発生域の海底下の構造調査、解明。

長島 佳菜 技術研究員(地球環境観測研究開発センター

東京大学大学院地球惑星科学科博士課程修了 博士(理学)
卒業の約半年後にJAMSTECに勤務。
現在の研究テーマは過去1000年間の日本や世界の気候、海洋環境の変化。

紺屋 恵子 技術研究員(地球表層物質循環研究分野

北海道大学大学院地球環境科学研究科博士後期課程修了 博士(地球環境科学)
北海道大学学術研究員を経てJAMSTECに勤務。
現在の研究テーマは地球環境変動における雪氷の役割。

長野 由梨子 研究員(海洋生物多様性研究分野

クイーンズ大学大学院 医学研究科博士課程修了 博士(医学/臨床微生物学)
大学院修了後、JAMSTECに勤務。
現在の研究テーマは深海環境における真菌多様性解明とその機能探索。

西川 徹 事務副主幹(地球情報基盤センター

千葉大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了 博士(理学)
大学院終了後、JAMSTECに勤務。
深海地球ドリリング計画の推進、経営企画、広報等の業務に従事後、地球観測推進専門官として文部科学省に出向。現在は、地球シミュレータ等の計算機システムの運用や地球情報基盤センターの予算等の企画調整業務を担当。

前田 玲奈 技術主任(地球深部探査センター

東北大学大学院理学研究科博士課程修了 博士(理学)
株式会社マリン・ワーク・ジャパンでラボテクニシャンを経てJAMSTECに勤務。
現在は地球深部探査船「ちきゅう」でのラボの管理運用、調査航海での船上分析の計画と準備、乗船研究者のサポート、船上での各部署との調整を担当。

佐藤 亮子 事務スタッフ(地球深部探査センター

九州大学大学院総合理工学府大気海洋環境システム学博士課程 修了 博士(理学)。
東京個別指導学院にて教室指導、教材開発を経てJAMSTECに勤務。
現在は地球深部探査船「ちきゅう」船上の研究区画設備の運用・管理や広報活動を担当。

小倉 訓 技術主幹(海洋工学センター

神奈川県立三崎水産高等学校(現海洋科学高校)機関専攻科卒業
卒業後JAMSTECに有人潜水調査船「しんかい2000」整備士として勤務し、これまでに「しんかい2000」「しんかい6500」のパイロットとして通算250回の潜航を行う。
現在は技術開発と船舶の運用の企画調整業務を担当。また「しんかい6500」司令職時には女性パイロットの上司として勤務。

木戸 ゆかり 技術主任(地球深部探査センター

千葉大学理学部地学科地球物理学講座卒
中高校理科教員を経て東京大学大学院理学系研究科博士課程修了 理学博士
JAMSTEC海底下深部構造フロンティア研究員を経て現職。
現在は地球深部探査船「ちきゅう」の科学計画に携わる。
また男女共同参画学協会連絡委員としても活動
16:55-17:00 閉会挨拶