高知コアセンター 一日公開 開催報告
【 2010年11月3日(祝)】
高知大学とJAMSTECが共同で運営している、高知コアセンターの一日公開を開催しました。来場者は年々増えており、今年は1,479名の方にご来場頂くことができました。たくさんの方々に高知コアセンターの活動を知って頂くとともに、実際に研究所で使用している設備を利用して様々な科学体験をして頂きました。皆様のご来場、誠にありがとうございました。
高知大学とJAMSTECが共同で運営している、高知コアセンターの一日公開を開催しました。来場者は年々増えており、今年は1,479名の方にご来場頂くことができました。たくさんの方々に高知コアセンターの活動を知って頂くとともに、実際に研究所で使用している設備を利用して様々な科学体験をして頂きました。皆様のご来場、誠にありがとうございました。
| テーマは「見る、さわる、わかる地球掘削科学の世界」 | |
| エントランスホールでは、地球深部探査船「ちきゅう」の模型や、「ちきゅう」の掘削ドリルビットの模型を展示し、深海底掘削がどのように行われているかを紹介しました。また、南海地震のメカニズムを探る南海トラフ掘削計画や、世界ジオパークの国内候補地に選ばれた室戸ジオパークのコーナーを設け、身近にある地質の研究活動を知って頂きました。 | |
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| ▼水深1,000メートルって、どんな世界? | |
![]() 圧力実験装置を使って、水深1,000メートルの水圧とはどのようなものか目で見て、体験して頂きました。発泡カップ容器を実験装置に入れ、水圧を少しずつ上げていくと、カップの中に含まれた空気が押し出され、カップがだんだん縮んでいきます。 |
![]() 小さくなったカップを見て、深海での環境を感じて頂くことができました。 |
| ▼地震を再現:液状化ってどうなるの? | |
ペットボトルの中に水と砂、ガラス玉を入れて、地震の際におこる液状化現象がどのように起こるかを実験しました。ペットボトルの周りをトンカチでトントンとたたいて地震の振動を再現すると、砂の中からガラス玉が浮き上がってきます。これは、振動によって砂粒と砂粒の間にある水が押し出され、砂粒同士の間隔が狭くなるためにガラス玉が砂の中から押し出されるからです。同じように、実際に地震が起きると、地表に水が吹き出してくることがあります。 |
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| ▼マイナス20℃を体験しよう! | |
![]() コアが保管されている冷凍庫の中でのツアーです。コアが眠っている深海と同じ4℃で保たれた冷蔵庫と、温暖な気候の高知県では普段体験することのないマイナス20℃の冷凍庫内を歩きます。 |
![]() コア保管庫の前には1日中長い行列ができていました。 |
| ▼液体窒素を使ったいろいろな実験 | |
![]() コアはマイナス196℃の液体窒素を使って冷凍保管されています。では、液体窒素って、一体どんなものなのでしょう。 お花を液体窒素に浸すと、ほんの何秒かで凍りつきます。それを手でにぎりこむと、パリパリと崩れます。 |
![]() ピンポンボールが宙に浮いたままクルクル回るマジックのような実験や、液体窒素を原動力とするロケットがジャンプする実験など、液体窒素の性質を利用した様々な実験をして頂きました。 |
| ▼超微量分析の世界を見てみよう! | |
| 高知コア研究所にはクリーンルームがあり、その中では10億分の1という精度での超微量分析をしています。そこで、10億分の1とはどんなものか実際に目で見て頂きました。透明の小さなガラス粒を10億個分ビンに入れ、その中に1つだけ色がついたガラス粒を入れて、その数の感覚を感じて頂きました。“0”が10億個並んで印刷されている中に、たった1つの“1”を見つける挑戦をして頂きました。 |
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| ▼コアの中の微生物を観察してみよう! | |
![]() 普段の生活ではのぞくことのできない電子顕微鏡で、深海のコアの中に住む微生物を観察して頂きました。 |
![]() 同センターにあるCTスキャナーなどでコアを計測する様子を紹介しました。 |
| ▼本物はどれだ? | |
![]() コアを計測するCTスキャナーで、溶岩でできた石像をスキャンしました。 |
![]() 見た目はよく似ている3つですが、実は溶岩のみでできている本物と、モルタルの下地の上から発泡樹脂をかけた模造品が判別できました。 |
| ▼エコ発電装置をつかってみよう! | |
![]() 手回しの発電機を使って、白熱灯とLEDライトを発光させました。白熱灯とLEDライトではどちらがエネルギーを多く消費するかを比較します。 |
![]() 実際に発電機を回してみると白熱灯の方は重く感じ、LEDライトははるかに軽い力で発光させることができました。 |
| ▼世界中から集めた自然に触れてみよう | |
![]() 高知コア研究所では、世界中で採取した岩石、砂、粘土などが保管されており、研究者たちはそれら を使って様々な分析をしています。 |
微化石や世界の砂を顕微鏡で観察したり、深海底の土に手で触れ
てみたり、普段は目にする事のない自然の一部を体験して頂きました。 |
アンケート集計結果
ご来場頂いた皆様から本イベントに関するアンケートをいただきました。今後、よりよいイベントにするための参考にさせていただきたいと思います。アンケートにご回答くださった皆様、ご協力ありがとうござました。アンケート結果の一部をご紹介します。
当センターの1日公開に参加した感想は?


一番面白かった体験コーナーはどれですか?


問い合わせ先
高知大学海洋コア総合研究センター事務室 TEL:088-864-6712
海洋研究開発機構 高知コア研究所 TEL:088-864-6705















