
21世紀の海洋研究を担う大学生(短期大学、高等学校専攻科を含む)及び大学院生を対象に、海洋と地球の学校(旧称:海洋科学技術学校)を年間2回開催しております。
今年度の第1回目は、青森県にある諸機関の協力のもと、「海峡を越えてみらいへ橋渡し」―本州最北端から地球の環境と未来を探る― をテーマに開催致します。
| 主旨 |
海洋研究開発機構が主催する「海洋と地球の学校」は、21世紀の海洋科学・技術の研究・開発を担う大学生等の育成のため平成11年度から年2回開催しており、過去の開催は実績表の通りです。
平成19年度からは、年2回開催の内、1回は各事業所(むつ研究所、高知コア研究所、GODAC)で開催することとし、講義内容の見直しも行いました。平成20年度からは、学校の名称を「海洋と地球の学校」に改め、講義内容についても更なる見直しを行い、開催期間を4日間として開催しました。 今回は、むつ研究所を拠点に、テーマを「海峡を越えてみらいへ橋渡し」―本州最北端から地球の環境と未来を探る― として、海洋観測研究を主体に海洋と陸の環境、大気海洋の相互作用、深海掘削、生物・微生物、地震、火山などの地球科学を講義し、実習として下北の巡検を実施します。 また、このプログラムは地域の一般の人にも公開する予定です。 |
|---|---|
| 後援 | 文部科学省、弘前大学、八戸工業大学(予定) |
| 協力 | 八戸市教育委員会、むつ市教育委員会、八戸市水産科学館マリエント、むつ科学技術館、株式会社グローバルオーシャンディベロップメント(順不同・予定) |
| 開催期日 | 平成21年8月25日(火)〜 28日(金)(4日間)>> スケジュールはこちら |
| 開催場所 (予定) |
・むつ研究所及び「みらい」 〒035-0022 青森県むつ市大字関根字北関根690番地[地図] TEL 0175-25-3811 ・八戸市水産科学館マリエント 〒031-0841青森県八戸市大字鮫町字下松苗場14-33[地図] TEL 0178-33-7800 |
| 募集人員 | 24名(宿泊者)その他通う方 合計30名程度 |
| 応募資格 | 大学生及び大学院生(短期大学、高等学校専攻科を含む) * 専門分野は問いません。 |
| テーマ | 「海峡を越えてみらいへ橋渡し」 ―本州最北端から地球の環境と未来を探る― ※詳細は「講義内容と講師」(予定)をご覧下さい。 |
| 費用 | 基本参加費 約20,000円 |
| 応募方法・締切 | 募集を締め切りました。 *応募者多数の場合は締切る場合があります。 *応募された方には、お振り込みのご案内を送付いたします。 |
| 参加承認 | 参加費の振り込み完了をもって参加承認とします。 *振込後の不参加は、宿泊などのキャンセルのため全額の返却ができない場合があります。ご了承下さい。 *参加者への詳細な資料は、開催日10日前までに発送致します。 |
| 旅行手配 | 旅行手配については、東日観光株式会社に業務委託をしております。 |
| 問い合わせ先 | 独立行政法人海洋研究開発機構 事業推進部 広報課 海洋と地球の学校 事務局 〒236-0001 神奈川県横浜市金沢区昭和町 3173-25 TEL:045-778-5446 FAX:045-778-5498 設楽文朗(しだら)、田中恵子 E-mail:admin-kcg@jamstec.go.jp |
【過去実績表】
| 年度 | 開催場所 | テーマ | 備考 |
|---|---|---|---|
| 平成11年度 | むつ研究所 | 海洋調査観測技術 | 名称「海洋科学技術学校」として開催 海洋地球研究船「みらい」船上 |
| 平成12年度 | むつ研究所 | 海洋調査観測技術 | 海洋地球研究船「みらい」船上 |
| 平成13年度 | むつ研究所 | 海洋調査観測技術 | 海洋地球研究船「みらい」船上 |
| 平成14年度 | 横須賀本部 | 「深海底は何を語る」 | 開催年度に注目された研究項目などをテーマに設定し、講義項目を設定した |
| 平成15年度 | 「温暖化の最前線」 | ||
| 平成16年度 | 「深海に広がる生物圏」 | ||
| 平成17年度 | 「海洋起因の地震を学ぶ」 | ||
| 平成18年度 | 「海洋研究に係る先進技術」 「地球深部探査船ちきゅうの研究課題」 |
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| 平成19年度 | 横浜研究所 | 「地球シミュレータによるシミュレーション研究」 | 年間2回の内、1回は青森、高知、沖縄の各事業所を拠点として実施する形態とした |
| GODAC |
「美ら海のサンゴ礁と地球環境変動」 〜サンゴ礁で見る地球の過去・現在・未来〜 |
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| 平成20年度 | 横須賀本部 | 第1回 海洋と地球の学校 「海洋地球科学と野外科学の基礎」 〜極地から観た地球環境〜 |
名称を「海洋と地球の学校」とし、講義内容を見直し、体験学習と講義の一貫した構成とした |
| 高知コア研究所 |
第2回 海洋と地球の学校 「地震・掘削・水・バイオ」 〜四国南海トラフ・四万十付加体から海洋と地球を考える〜 |
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| 平成21年度 | むつ研究所 | 第3回 海洋と地球の学校 「海峡を越えてみらいへ橋渡し」 〜本州最北端から地球の環境と未来を探る〜 |
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| 横須賀本部 | 第4回 未定 |
| 平成20年度 第2回 参加者の感想 |
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タイトルの「地震・掘削・水・バイオ」を見たとき、この4つの関連性が全く想像できなくて、それぞれに独立した講義があるものだろうと思っていました。しかし、実際の講義では、この4つがそれぞれ密に関連していることが分かり、とても興味深かったです。私は「地震発生時のエネルギーを何かに使えないのか?」と考えることがあったので、稲垣先生の「巨大な地球エネルギーは断層活動を通じて生命活動を支えている?」という発想がとても印象に残りました。また、高知が“海洋深層水”を売りにしていることを初めて知りました。そしてその“水”も高知周辺の特異な地形がそれを可能にしていることを学び、様々なことが合わさって1つのことがわかる、発展していくことを痛感しました。 実際に四万十付加体の地質構造について露頭観察があり、とても学ぶものが大きかった。もう少し時間をとってゆっくり観察できればよかったのではないかと思う。講義内容についても、JAMSTECの最新の観測、掘削データなどが紹介されていて充実していた。今回参加させていただいて、初めて知るものや学ぶものが多くとても満足した。もう少し講師の方や参加者の方との交流が出来ればよかったと思う。次回の「海洋と地球の学校」にも機会があれば参加したい。 講義内容、巡検内容ともにとても興味深かったのですが、何よりもいい経験になったのは研究者の方々との対話でした。2日目の夕ごはん、3日目の巡検中と反省会、最終日の総合討論と対話の機会が多くあったことが非常に良かったです。自分と先生との会話で聞きたいことが聞けました。他の参加者と先生との会話を聞き、新しい考え方ができるようになりました。さらに、先生同士の会話(討論)を聞いて、研究者の考え方や性格、論の進め方を知りました。掘削船を動かすほどのプロジェクトのリーダーを務める方はやはり他の人とは違う価値観を持っていらっしゃるんだなと強く感じました。 |