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2010年度 第4回 海洋と地球の学校

スケジュール

* 日毎の開催場所、開始時間が異なりますので、通いの参加者の人は注意してください。
*(GL: General Lecture/SL: Special Lecture/AO: Atmosphere and Ocean/BM: Biology and Microbiology/SE: Solid Earthscience)

第0日目
2010年3月14日(日)
前日泊
遠方からの学生は前日泊
・追浜駅集合でタクシーに分乗
第1日目
2010年3月15日(月)
開校式と見学
(横須賀本部)
・通いの参加者は07:40の連絡便に乗車
08:00〜08:20 開校式(20分)
事務局
08:30〜09:50 第GL-0講(80分)
「海洋と地球」学入門
−地球惑星システム科学への招待−

藤岡換太郎学長
10:00〜11:00 第GL-1講(60分)
「質量分析の原理と多様性」
鈴木勝彦TL
11:00〜12:40 JAMSTEC概要と横須賀本部見学(海洋工学関連の見学を含む)(100分)
事務局
12:40〜13:30 昼休み(50分)
13:30〜14:30 AO-GL(60分)
大気海洋概論
「大気海洋」

深澤理郎領域長
14:35〜15:45 第AO-1講(70分)
「北極圏での多圏相互作用」
猪上淳主任研究員
15:50〜17:00 第AO-2講(70分)
「地球気候の変遷」
原田尚美TL
17:10〜18:10 AOラボツアー(60分)
原田尚美TL
18:20〜 宿泊準備
19:00〜 交流会(参加者の自己紹介など主体)
第2日目
2010年3月16日(火)
(横須賀本部)
・通いの参加者は07:40の連絡便に乗車
08:00〜09:00 BM-GL(60分)
生物微生物概論
「生物多様性を生み出した生命史」

山本啓之主任研究員
09:05〜10:15 第BM-3講(70分)
「有孔虫 〜多様な殻を作る単細胞生物と海洋〜」
豊福高志TL
10:20〜11:30 第BM-4講(70分)
「深海生物の分子細胞生物学」
小山純弘TL
11:40〜12:40 BMラボツアー(60分)
小山純弘TL
12:40〜13:30 昼休み(50分)
13:30〜14:30 SE-GL(60分)
「固体地球科学概論−地震と火山の多様性」
−地球活動の多様性を作り出す地球深部の活動−

浜野洋三PD
14:35〜15:45 第SE-5講(70分)
「地球物理学的観測から見た南海トラフ地震発生帯」
小平秀一TL
15:50〜17:00 第SE-6講(70分)
「マグマの成因と多様性」
田村芳彦TL
17:10〜18:10 SEラボツアー(60分)
宮崎隆技術研究主任、木村純一TL
18:20〜19:00 巡検の概要
藤岡換太郎学長、山本由弦研究員
19:10〜 交流会(研究者との討論会)
第3日目
2010年3月17日(水)
巡検1日目(横須賀本部発)
07:15〜17:30 三浦半島生物地質巡検 2日間 (1日目)
(案内者:藤岡換太郎学長、山本由弦研究員、萱場うい子事務主事)
【巡検場所】
衣笠、荒崎海岸、南下浦中学、城ヶ島、海外町、 黒鯛込、諸磯隆起海岸
17:30〜

宿舎へ移動【民宿でぐち荘泊(予定)】

18:30〜 交流会(巡検反省会)
第4日目
2010年3月18日(木)
巡検2日目(横須賀本部着)
07:25〜19:10 三浦半島生物地質巡検 2日間 (2日目)
(案内者:藤岡換太郎学長、山本由弦研究員、萱場うい子事務主事)
【巡検場所】
浜諸磯海岸、佐島石切場、天神島、葉山しおさい博物館、 森戸海岸、鐙摺、江の島、新江ノ島水族館
(19:10 横須賀本部着)
19:30〜 交流会(巡検まとめ)
第5日目
2010年3月19日(金)
特別講演と修了式
(横浜研究所)
・宿泊者はチャーターバス移動と朝食、通いの参加者は直接横浜研究所
08:20〜09:00 横浜研究所「地球シミュレータ」の見学
09:00〜10:20 特別講演SL-1(80分)
(大気海洋)
「安定同位体のメガネで診るものの流れと生態系の姿」

和田英太郎特任上席研究員
10:30〜11:50 特別講演SL-2(80分)
(生物微生物)
「イカ学・タコ学入門」

奥谷喬司特任上席研究員
11:50〜12:40 昼休み(50分)
12:40〜14:00

特別講演SL-3(80分)
(海洋産業)

「海洋政策・産業論入門」
中原裕幸
(社)海洋産業研究会 常務理事・横国大学 特任教授

14:10〜15:30 特別講演SL-4(80分)
(海洋と地球)
「相模湾八景−相模湾の生物多様性はどうして生まれたか−」

藤岡換太郎学長
15:40〜16:20 総合討論(40分)
座長:藤岡換太郎学長
16:30〜17:30 レポート作成
17:40〜18:10 修了式(30分)、解散

講義内容と講師(予定)

講義内容 講師
第GL-0講 「海洋と地球」学入門−地球惑星システム科学への招待−
宇宙の開闢以来、太陽系そして地球がどのようにして形成され、その後どのように進化してきたのか、そして地球システムとはなにか、海洋の位置づけと海洋の重要性について講義します。
藤岡換太郎
事業推進部
特任上席研究員
海洋と地球の学校学長
第GL-1講 「質量分析の原理と多様性」
同位体とは何か?同位体を識別するための質量分析計の原理を解説し、様々な種類の機器を紹介します。
鈴木勝彦
地球内部ダイナミクス領域
主任研究員
AO-GL 大気海洋概論「大気海洋」
地球環境全ての根源は、物が常に流れ動き(循環)ながら不断に形を変える(森羅万象)所にあります。それは46億年の地球史そのものでもありました。地球環境は、地球上で気体にも液体にも固体にも形を変える水の存在無しに、また地球で最も多くの水をたたえる海洋の存在無しに語ることはできません。過去から未来まで、海洋のどのような性質が地球にとって重要であり続けるのか、簡単な例をあげて説明します。
深澤理郎
地球環境変動領域
技術研究統括
第AO-1講 「北極圏での多圏相互作用」
人間が活動する海洋と大気の境界ではたくさんの水・エネルギー・物質が循環しています。これらのバランスが崩れはじめた北極圏では、海氷の減少や永久凍土の融解など急激な変化が起きています。この講義では、現場観測に基づいた知見を中心に、短い時間スケールで引き起こされる北極圏の変化とその原因・影響について考えます。
猪上淳
地球環境変動領域
主任研究員
第AO-2講 「地球気候の変遷」
海洋環境は、地球に内在する要因や外的要因によって数年から数万年或は数十万年といった様々な時間スケールで変動しています。この講義では、海底堆積物などに記録された過去を復元することによって、自然由来の環境変動について学び、現在懸念されている地球温暖化による変化との違いについて、考えていきます。
原田尚美
地球環境変動領域
技術研究主幹
BM-GL 生物微生物概論「生物多様性を生み出した生命史」
生物圏には多様な生物が生息し、海洋表層から深海底さらに地殻内 へと広がる生態系が存在しています。この多様性は、40億年の生命史において地球環境の変動と生物の環境適応により生み出され、構成を変えながら現在の姿へと続いている。
山本啓之
海洋・極限環境生物圏領域
主任研究員
第BM-3講 「有孔虫 〜多様な殻を作る単細胞生物と海洋〜」
有孔虫類は,炭酸カルシウムや砂粒を固めた殻を身にまとっている、0.5mmほどの大きさの生物である。普段目にすることがないが、海底堆 積物や地層から泥を採取し、篩にかけて洗ってみると、そこから数え切れないほどの有孔虫が含まれていることが見て取れる。これを顕微鏡で 拡大して見ると、一つ一つの粒のような殻の中にも、鎖状や螺旋状など多様な形態があることに驚かされるだろう。本講義では、このように一般にはあまり知られていないが、じつはありふれた生物である有孔虫について、概論から最新の研究成果に至るまでを、わかりやすく解説する。
豊福高志
海洋・極限環境生物圏領域
研究員
第BM-4講 「深海生物の分子細胞生物学」
深海生物の有用機能の解明や有用物質の探索研究を進めるために必須となる、深海生物を生きたまま回収する技術と、陸上で深海・極限環境を再現しながら生物機能を解析する技術について紹介します。これらの技術を利用した、極限環境下における各種生物の生命現象のダイナミズムの知見について説明します。
小山純弘
海洋・極限環境生物圏領域
主任研究員
SE-GL
「固体地球科学概論−地震と火山の多様性」−地球活動の多様性を作り出す地球深部の活動−
地球表層の動的な変動、火山活動や地震活動の多様性を作り出す原因である地球深部のマントルや核の進化とプルームテクトニクスを引き起こすマントル対流や核の変動などについて解説します。それらが地球の表層にどのように伝搬して表層に影響を与えるのかについても言及します。
浜野洋三
地球内部ダイナミクス領域
上席研究員
第SE-5講 「地球物理学的観測から見た南海トラフ地震発生帯」
海溝型巨大地震はある一定の領域が周期的に破壊して発生することが知られています。特に、最近の研究からその規則性を規定するさまざまな要因が明らかになってきました。一方で、その規則性は空間的、時間的にさまざまな揺らぎ(多様性)が存在することも指摘されています。本講演では南海トラフでの最新の地震研究成果を中心に海溝型巨大地震発生の規則性を多様性に関して説明します。
小平秀一
地球内部ダイナミクス領域
上席研究員
第SE-6講 「マグマの成因と多様性」
地表および海洋底には様々なマグマが噴出する。マグマはなぜ、どのように生成するのか、どこに噴出するのか、マグマの多様性はどのようにしてつくられるのか、マグマと地球の進化の関係、などを講義する。
田村芳彦
地球内部ダイナミクス領域
主任研究員
特別講演SL-1
(大気海洋)
「安定同位体のメガネで診るものの流れと生態系の姿」
我々は生物界を種レベルでは目で見ることができる。現在は創意工夫して顕微鏡で見る、望遠鏡で見るそして人工衛星で見ることができる。DNAワールドでは進化系統、親子関係で生物界を診ることができる。分子のレベルでは安定同位体比の変動を調べる方法がある。この安定同位体のワールドは生態系におけるものの流れ方、反応の起こり方、食物連鎖の構造などについての知見を与え、自然界の新しい見方を提供する。
和田英太郎
地球環境変動領域
特任上席研究員
特別講演SL-2
(生物微生物)
「イカ学・タコ学入門」
魚類に次いで重要な水産物でもあるイカ・タコは海洋に棲む無脊椎 動物のなかではもっとも機能的な動物であろう。イカ・タコの種 類・構造・繁殖、更に発光・体色変化・回遊などの驚くべき生態を講じるとともに、最近の新発見やまだ解明されてない謎について紹介する。
奥谷喬司
海洋・極限環境生物圏領域
特任上席研究員
特別講演SL-3
(海洋産業)
「海洋政策・産業論入門」
我が国で海洋開発が叫ばれ始めて約40年。海洋科学研究の飛躍的な発展が遂げられてきましたが、海洋産業の形成はどうなっているのか、その市場規模はどうかなど、外国での同様の研究成果も紹介しながら概観します。
中原裕幸
(社)海洋産業研究会
常務理事・
横国大学 特任教授
特別講演SL-4
(海洋と地球)
「相模湾八景−相模湾の生物多様性はどうして生まれたか−」
プレート境界がその中央を通る相模湾は深海と浅海が同居し、火山活動や地震活動の頻繁な活動的な湾である。その内部には八景ともいえる珍しい重要な地質や生物の景観が存在する。そして明治以来生物研究の世界的な宝庫として扱われていた相模湾になぜ生物の多様性があるのかを解説する。
藤岡換太郎
事業推進部
特任上席研究員
海洋と地球の学校学長

三浦半島
生物地質巡検
巡検場所
・2010年3月17日(水)
衣笠、荒崎海岸、南下浦中学、城ヶ島、海外町、 黒鯛込、諸磯隆起海岸

・2010年3月18日(木)
浜諸磯海岸、佐島石切場、天神島、葉山しおさい博物館、 森戸海岸、鐙摺、江の島、新江ノ島水族館
藤岡換太郎
事業推進部
特任上席研究員
海洋と地球の学校学長
山本由弦
海洋・極限環境生物圏領域
主任研究員
萱場うい子
事業推進部
事務主事