
講義内容、スケジュールは変更になる可能性がございますので、ご了承ください。
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2011年8月29日(月) (八戸) |
13:00 | 八戸集合(第1次集合) |
|---|---|---|
| 1400―1500 | 八戸にて「しらせ」見学(参加者にオプション企画) 八戸発16:10-16:54野辺地着、乗換17:00-17:56下北着 |
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| 18:00 | 下北駅集合(第2次集合) 講師、学生、スタッフはバスでむつ市下北自然の家へ移動 |
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2011年8月30日(火) 開校式と見学と講義 (むつ市下北自然の家) |
08:00-08:10 | 挨拶(渡邉 修一 所長、満澤 巨彦 広報課長)開校式とLogistics |
| 08:10-08:40 | 概要1 海洋機構の概要 事務長 | |
| 08:50-10:20 | 第0講 「海洋と地球」学入門―惑星地球システム科学と 自然災害科学― 藤岡 換太郎 学校長 | |
| 10:30-12:00 | 第1講 海洋循環 むつ研究所 吉川 泰司 GL (昼食;むつ下北自然の家食堂) | |
| 13:00-14:00 | 第2講 海洋循環と物質移動 ―化学トレーサから見る海洋循環― むつ研究所 佐々木 建一 主任 | |
| 14:10−15:10 | 第3講 海洋における炭素物質循環 ―大気・海洋間二酸化炭素交換― むつ研究所 脇田 昌英 研究員 | |
| 15:20-16:20 | 第4講 海洋における物質(炭素)循環 ―天然放射性核種から物質の鉛直輸送を考える― むつ研究所 川上 創 主任 | |
| 16:30-17:30 | 第5講 地球環境と沿岸生態系 むつ研究所 田中 義幸 研究員 | |
| 17:40-19:10 | 第6講 海の生物多様性:保全と利用のために何をするべき? 海洋・極限環境生物圏領域 山本 啓之 主幹 | |
| 19:30-21:00 | 学生との交流会 (むつ市下北自然の家) |
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8月31日(水) 講義 (海洋研究開発機構 むつ研究所) |
07:30 | 宿舎発 |
| 07:30-08:30 | Stop12 ちぢり浜見学 | |
| 09:00-11:00 | 概要2 むつ研究所の概要と見学 むつ研究所 吉川 泰司 GL | |
| 11:00-12:00 | むつ科学館見学 (昼食;むつ研食堂) | |
| 13:00-14:30 | 第7講 青森県の火山と災害 弘前大学 佐々木 実 講師 | |
| 14:40-16:10 | 第8講 日本列島の地質構造と地震〜東北地方を例に〜 弘前大学 植田 勇人 准教授 | |
| 16:20-17:20 | 第9講 野外科学への招待と巡検の概略 藤岡 換太郎 学校長 夕食(むつ研食堂)後 むつ公開講座へ移動 18:20頃到着 | |
| 18:00 | 公開講座開場(会場 むつ市役所大会議室) 司会:渡邉 修一 所長 | |
| 18:25-18:30 | 挨拶と趣旨 渡邉 修一 所長 | |
| 18:30-19:00 | 講演1 下北島エコバイオジオパーク構想 藤岡 換太郎 学校長 | |
| 19:00-19:30 | 講演2 氷期−間氷期サイクルの海面変動を記録している下北半 島の地形 弘前大学 小岩 直人 准教授 | |
| 19:30-20:00 | 講演3 世界自然遺産「知床」〜その豊かな生態系と取り組み〜 八戸マリエント 渡邉 徹 スタッフ | |
| 20:00-20:30 | 綜合討論 | |
| 20:30 | 講師との交流会(場所は未定) | |
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2011年9月1日(木) 巡検1日目 (下北半島) |
07:00-18:00 |
下北半島エコバイオジオ巡検 (案内;藤岡 換太郎、杉沢典孝) |
| 07:30 | 【巡検場所】 むつ市下北自然の家発 バスにて下北半島へ 袰月、岩屋、立待島、尻屋崎、藤石崎、岸島、猿が森、釜臥山(昼食)、恐山、薬研大滝、大畑、甲、蛇浦、大間、材木、18:30頃むつ市下北自然の家へ |
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2011年9月2日(金) 巡検2日目 (下北半島) |
07:00 | むつ市下北自然の家発 【巡検場所】 願掛岩、福浦、仏ヶ浦、大滝、安部城鉱山跡、川内海と森のふれあい体験館(昼食)、水源地を経てむつ市役所を14:00発 浅虫水族館見学のあと八戸着(19:30頃 宿泊;ビジネスホテル) 20:00-22:00 夕食と巡検反省会(場所は未定) |
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2011年9月3日(土) 特別講義と修了式 (八戸) |
07:30 | 宿舎発 |
| 09:00 | 公開講座開場 (八戸ポータルミュージアム はっち シアター1) | |
| 09:30-10:20 | 講演4 自然災害の歴史―天災は束になってやって来るー 藤岡 換太郎 学校長 | |
| 10:30-11:20 | 講演5 人間活動と放射性物質 渡邉 修一 所長 | |
| 11:30-12:20 | 講演6 ヤマセと冷害 弘前大学 児玉 安正 准教授 昼食 | |
| 13:10-14:00 | 講演7 巨大津波に備える 東北大学 藤本 博巳 教授 | |
| 14:10-15:00 | 講演8 自然災害科学ー水害 八戸工業大学 佐々木 幹夫 教授 | |
| 15:10-15:40 | 綜合討論 司会:藤岡 換太郎 学校長 | |
| 15:40-15:45 | 挨拶 | |
| 15:00-15:10 | 学生はマリエントへ移動 | |
| 15:40-16:30 | マリエント見学 | |
| 16:30-17:00 | 綜合討論 | |
| 17:00-17:30 | レポート作成 | |
| 17:40-18:00 | 修了式、記念撮影(帰省学生出発) |
講義内容、スケジュールは変更になる可能性がございますので、ご了承ください。
| 講義内容 | 講師 | |
|---|---|---|
| 第0講 | 「海洋と地球」学入門―惑星地球システム科学と自然災害科学― 惑星地球の誕生から現在までの変遷と地球システム科学の概要を話す。また今回の震災を踏まえて自然災害が地球システムの必然であることを述べる。この講義を通して地球と海洋いうものを大きな視点で理解してほしい。 |
藤岡 換太郎 学校長 事業推進部 特任上席研究員 |
| 第1講 | 海洋循環 海洋の表層循環、大循環について解説する。また、放射性物質の分布予測などで利用される海洋数値モデルについてもふれる。 |
吉川 泰司 GL むつ研究所 |
| 第2講 |
海洋循環と物質移動―化学トレーサから見る海洋循環― 海洋における物質移動を捉えることが可能な化学トレーサとして放射性炭素、フロン等を紹介し、それらから明らかにされる海洋内の物質移動について理解する。 |
佐々木 建一 主任 むつ研究所 |
| 第3講 | 海洋における炭素物質循環―大気・海洋間二酸化炭素交換― 海洋の炭素循環に関わる化学成分組成、空間分布について理解するととともに大気中の二酸化炭素増加が起こす温暖化現象、海洋酸性化についてその機構について解説する。 |
脇田 昌英 研究員 むつ研究所 |
| 第4講 |
海洋における物質(炭素)循環 ―天然放射性核種から物質の鉛直輸送を考える― 海水中の物質の鉛直輸送は海洋内における物質循環の重要過程である。これまで鉛直輸送過程の解明に天然放射性核種、人工放射性核種が用いられている。天然放射性核種から得られた鉛直輸送過程に関わる研究を中心に紹介する。 |
川上 創 主任 むつ研究所 |
| 第5講 | 地球環境と沿岸生態系 二酸化炭素濃度の上昇は地球温暖化とともに海洋酸性化を引き起こすことが懸念されている。2つの地球規模の環境変動が沿岸域に分布する海洋生物の分布や生態系機能に与える影響について、最新の知見に触れながら紹介する。 |
田中 義幸 研究員 むつ研究所 |
| 第6講 | 海の生物多様性:保全と利用のために何をするべき? 管理をすれば生物資源を枯渇させることなく利用できるかもしれません。海洋保護区(Marine Protected Area: MPA)は各国の海域の10%にするという目標がCOP10において合意されました。海洋保護区の管理と生物資源の持続利用、何をすれば実現できるのか。 |
山本 啓之 主幹 海洋・極限環境生物圏領域 |
| 第7講 | 青森県の火山と災害 青森県には4つの活火山があるだけではなく、100万年単位の過去までさかのぼれば複数の大カルデラ火山が活動していました。県内の広い範囲が火山噴出物で覆われており「青森県は火山で作られた」といっても過言ではありません。それら火山はまた、将来の噴火による災害の可能性を秘めていす。青森県の火山を例にして、火山の恵みと災害を考えてみましょう。 |
佐々木 実 講師 弘前大学 |
| 第8講 | 日本列島の地質構造と地震〜東北地方を例に〜 日本列島の地質構造やその成り立ちは,災害の発生を理解するためにも重要です.当講義では,東北地方を例にして,沈み込み帯の大構造,プレート運動との関係,そこで形成される地層・岩石の特徴を紹介し,地震発生との関係について考えます. |
植田 勇人 准教授 弘前大学 |
| 第9講 | 野外科学への招待と巡検の概略 自然科学の基本は野外での観察や観測にある。野外科学の研究手法やそのおもしろさを紹介する。今回の下北半島エコバイオジオ巡検のコースや下北半島の成り立ちについての概略を紹介する。 |
藤岡 換太郎 学校長 事業推進部 特任上席研究員 |
むつ市公開講座 司会:渡邉 修一 所長(会場:下北文化会館)
| 講演1 | 下北島エコバイオジオパーク構想 下北半島をジオパークにするに当たってその候補となる素材に着いての解説を行う。また翌日からの巡検でまわる場所の地質学的な意義について述べる。ジオパークはそれだけでなくエコロジーやバイオロジーを含めたエコバイオジオパークを目指すことが望ましいことを述べる。 |
藤岡 換太郎 学校長 事業推進部 特任上席研究員 |
| 講演2 | 氷期−間氷期サイクルの海面変動を記録している下北半島の地形
第四紀中頃(約100万年前)以降には、約10万年周期で生じた地球規模の気候変化があり、それにともなった海面変動が周期的に変化してきたことが明らかになっています。下北半島には、これらの海面変動を記録している地形が広くそして数多くみられます。本講演では、これらの地形を紹介するとともにジオパークとしての活用の可能性について述べる予定です。 |
小岩 直人 准教授 弘前大学 |
| 講演3 | 世界自然遺産「知床」〜その豊かな生態系と取り組み〜 平成17年7月、国内で3番目の「世界自然遺産」に登録された「知床」。そこには流氷によってもたらされる、"海洋"と"陸上"が密接に繋がる豊かな生態系が存在する。本講演では「知床」の生態系を中心に、遺産登録までの道のりや現在の取り組み等を紹介する。それは下北ジオパークの展開に役に立つと思われる。 |
渡邉 徹 スタッフ 八戸マリエント |
八戸市公開講座(はっち シアター1)
| 講演4 | 自然災害の歴史―天災は束になってやって来るー 寺田寅彦の言葉に「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉がある。本講演では天災はある時期に集中して起こり文明を崩壊させたり革命を起こす動機になったりすることをいくつかの天災を例に歴史を踏まえて話す。 |
藤岡 換太郎 学校長 事業推進部 特任上席研究員 |
| 講演5 |
人間活動と放射性物質 人類はより高度な生活を求め、種々の物質を利用してきた。物質を利用することで生じた問題・事故の中から放射性物質が関わるいくつかの事例を集め、紹介する。 |
渡邉 修一 所長 むつ研究所 |
| 講演6 | ヤマセと冷害 ヤマセは、夏に低温と日照不足をもたらすため、稲作を阻害する「飢饉風」として恐れられてきました。ヤマセと冷害の関係、ヤマセ発生時の特徴的な大気循環、海洋がヤマセに及ぼす影響、について過去の研究を紹介します。最後に地球温暖化後のヤマセの姿について論じます |
児玉 安正 准教授 弘前大学 |
| 講演7 | 巨大津波に備える 巨大地震は海洋プレートの沈み込みに伴って海底で起きるが、陸上のGPS観測網による精密な地殻変動観測により、地震の規模は2分後にはほぼ推定できる。海溝に沿って津波計を設置し、ケーブルや衛星を使って観測データを送れば、津波の第一波、第二波がどのように広がるか、リアルタイムで予測できる。 |
藤本 博巳 教授 東北大学 |
| 講演8 | 自然災害科学ー水害 地球上の水の動きに関連して生じる自然災害とその発生機構、被害軽減化対策についてお話する。津波については今回の東北地方太平洋沖地震津波、日本と世界の津波、津波の発生機構等について講義する。 |
佐々木 幹夫 教授 八戸工業大学 |