大気−海洋相互作用とは、風、気温、湿度などの大気の状態を決定する要素と、海流、水温、塩分等の海洋の物理的な要素が密接に結びついた現象を指します。例えばエルニーニョ現象もそのひとつです。特に両者の媒体として「雨」は特別な意味を持っています。雨を降らせる雲の形成には海面水温や海上の水蒸気量が大きく影響しますが、雨はまた海面水温や塩分を変化させます。このため、海洋地球研究船「みらい」に搭載され、雲の中の風や降水量の測定を可能とするCバンド・ドップラーレーダーや高層までの一般大気場を計測するラジオゾンデ等を主な観測手段として、海上に発達する雲からの降水機構の解明と雨が海洋に与える影響を評価する研究に着手します。観測領域としては地球上で最も対流活動が活発な西部太平洋赤道海域から始めます。(第4研究グループ)


ラジオゾンデ観測
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