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海洋レーザ観測技術の研究開発

この研究は、レーザー光線を海水中に照射し、海水中の植物プランクトン分布を計測するための装置の開発です。この装置はNd.YAGパルスレーザーの第二高調波である532nmのレーザーパルスを光源とし、海水中の植物プランクトンを含む懸濁物から発生する拡散光強度から植物プランクトンの鉛直分布の推定を、また、植物プランクトンの発生する蛍光強度からクロロフィル−a量の推定を目的とする装置です。開発した船舶搭載型レーザー観測装置は、「かいよう」のセンターウエルの上に設置されています。又、同装置は「みらい」にも搭載されます。装置からは、海面をめがけてレーザー光が発振され、海面及び海水中からの蛍光及び散乱光を望遠鏡により集光計測します。1992年12月より赤道湧昇帯域における検証実験を行い、装置の有効性を確認すると共に、植物プランクトン分布の昼夜変動を検出しました。(第5研究グループ)


船舶搭載型海洋レーザー装置概念図

●「かいよう」のセンターウエル上に設置された海洋レーザー観測装置は、Nd.YAGレーザーの第二高調波パルスレーザー光を、集光用の望遠鏡と同軸で海面へ向け発振し、海面及び海中からの蛍光及び散乱光を望遠鏡により集光され検出部において検出します。






赤道湧昇域における蛍光強度の変動

赤道湧昇域における蛍光強度の変動
(1997年1月)

●図は赤道湧昇帯域におけるレーザー光励起による植物プランクトンからの蛍光強度の相対値の時間変化を示します。蛍光強度の昼夜変動が見られました。




1992年12月の赤道湧昇帯域の散乱光から求め懸濁物の鉛直分布
●1992年12月の赤道湧昇帯域の散乱光から求め懸濁物の鉛直分布です。X軸に時間をとり、Y軸に50mまでの深度をとりました。散乱光の強度に寒色系から暖色系を配色しました。赤道湧昇帯域におけるクロロフィル極大層の最上部が検出されました。




エルニーニョ
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