鯨のような大型哺乳類の死骸が深海底に沈降すると、脂質の分解が進むにしたがい硫化水素やメタンが発生し化学合成生態系の成立条件が整います。日本周辺では、鳥島海山頂上付近の水深4000mでこの生物群集が発見されており、コシオリエビ類、ツバサゴカイ科多毛類、イガイ科二枚貝、エゾバイ科腹足類などが分布しております。
伊豆・小笠原海域の鳥島海山頂上付近水深4000mの鯨骨生物群集。