21世紀気候変動予測革新プログラム 平成21年度公開シンポジウム

 平成21年8月27日(木)学術総合センター・一橋記念講堂(東京・千代田区)において、21世紀気候変動予測革新プログラム 平成21年度公開シンポジウム 「気候大変動の時代に生きる」を開催致しました。
 
 第1部では、「温暖化は止まった?」「温暖化で豪雨も干ばつも増えるのはなぜか」「温暖化で台風はどうなる?」「温暖化で増える水災害」といった、一般の方々にとっても身近で関心が高いテーマで講演が行われたこともあり、定員500名の会場は常に立ち見が出る状況で講演は進みました。我が国の大学・研究機関の英知を結集し、世界最高水準のスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」の能力を最大限に活用し得られた最新の研究成果をもとにした講演に聴衆は聞き入り、また、第2部に行われた質疑応答では、総合司会の室山哲也氏がファシリテーターとして、聴衆からの質問にプログラム統括と講演者6名がお応えするスタイルで進行しました。

 地球温暖化、豪雨、干ばつ、台風水災害といった気候変動予測の研究テーマが、社会的関心の高いことをあらためて認識するとともに、科学的知見への期待を強く感じるシンポジウムとなりました。



ご挨拶される森本 浩一 文部科学省大臣官房審議官


熱心に講演に耳を傾ける聴衆



第一部(講演)の様子


第2部(質疑応答)の様子

■プログラム (講演タイトルをクリックすると発表資料のPDFがご覧いただけます)

総合司会:室山哲也氏(NHK解説主幹)

時間タイトル講演者   
13:30-13:35開会のご挨拶TBD文部科学省 
13:35-14:00革新プログラム全体概要松野 太郎海洋研究開発機構
文部科学省参与(プログラム統括)
14:00-14:30温暖化は止まった?木本 昌秀東京大学気候システム研究センター
14:30-14:45休憩(15分)     
14:45-15:15温暖化で豪雨も干ばつも増えるのはなぜか江守 正多
国立環境研究所
金田 幸恵 地球科学技術総合推進機構
15:15-15:45温暖化で台風はどうなる?杉 正人
海洋研究開発機構
坪木 和久 名古屋大学 
15:45-16:05温暖化で増える水災害中北 英一京都大学防災研究所
16:05-16:20休憩(15分)     
16:20-16:50質疑応答プログラム統括
および講演者
 
16:50-17:00まとめと閉会西岡 秀三文部科学省参与
(プログラム統括)

■関連資料


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