新世紀重点研究創生プラン(RR2002)は、研究開発分野における構造改革に資するため、我が国が取り組むべき国家的な研究開発課題について、産学官の最も能力の高い研究機関を結集し、総合力を発揮できる体制により取り組もうとするものである。
 これは、今後5年間の基本的な政策の方向性を定めた第2期科学技術基本計画に則り、我が国が21世紀において真の科学技術創造立国を実現するために、産学官の最適な研究機関によって国家的・社会的課題に対応した研究開発プロジェクトに重点的に取り組むことによって、これまでにない優れた成果を創生しようとするものである。



 本プランは、以下に掲げる具体的なプロジェクトの総称であり、その実施方法は個々のプロジェクトによって異なるが、各プロジェクトに共通して、実施にあたっては、
1. 「ライフサイエンス、情報科学技術、地球環境科学技術、ナノテクノロジー・材料及び防災分野における当面の研究開発の推進に関する考え方について」(平成13年8月30日 科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会決定)に基づいて推進。
  2. 予算編成の経緯等を考慮しつつ、文部科学省が、実施機関を募り、科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会分野別委員会等の意見を踏まえて最適な機関を選定、その機関に業務を委託することにより実施。
  3. 事業内容及び実施機関について、原則として3年目に中間評価による見直し、事業終了後に事後評価を実施。
  4. 実施機関選定及び中間・事後評価の際には、評価結果を公表。
することとしている。




 ■ タンパク3000プロジェクト
 ■ ナショナルバイオリソースプロジェクト
 ■ 21世紀型革新的先端ライフサイエンス技術開発プロジェクト


 ■ 世界最先端IT国家実現重点研究開発プロジェクト
 ■ 「eサイエンス」実現プロジェクト


 ■ 人・自然・地球共生プロジェクト


 ■ ナノテクノロジー総合支援プロジェクト


 ■ 大都市大震災軽減化特別プロジェクト