講演会「次の南海地震と津波について「考える」」を
開催しました。
[ 記事公開日:2008.09.05 ]
[ 記事公開日:2008.09.05 ]
2008年8月31日(日)、海洋研究開発機構は高知大学と産業技術総合研究所と共催して、「次の南海地震と津波について「考える」」と題した公開講演会を開催しました。会場となった高知市文化プラザ「かるぽーと」大ホールには、休日にも関わらず約300名の一般参加者が来場し会場を埋めました。
今回の講演会は、「掘削研究」をキーワードに、「海から」「陸から」「過去から」という異なる3つの視点から、次に起こる南海地震についての研究成果を、高知県民の皆様に分かりやすくお伝えすることを目的として開催されました。
東垣高知コア研究所所長が講演会の目的について説明された後、海洋研究開発機構の平朝彦理事が、南海トラフの特徴や地球深部探査船「ちきゅう」による南海トラフでの海底掘削の最近の研究成果について報告されました。次に、産業技術総合研究所の佃栄吉研究コーディネータが、地震に伴う地殻の歪み観測を目的に太平洋沿岸地域(高知県内では三カ所)に展開している地下水孔内観測モニター網研究について紹介されました。最後に、高知大学の岡村眞教授が、湖沼等の堆積物試料の解析に基づく連動型巨大地震の再来周期や津波の大きさ等についての最近の成果を発表されました。
エントランスホールに設けられたポスター展示会場や講演後の質疑応答では多くの質問を頂き、講演会参加者の南海地震の研究成果に対する関心の高さが伺える講演会となりました。

ポスター展示会場

講演の様子