米国国立科学財団(NSF)のArden L. Bement, Jr. 長官が
高知コアセンターを視察されました。
[ 記事公開日:2008.10.10 ]
[ 記事公開日:2008.10.10 ]
2008年10月8日(水)、米国国立科学財団のArden L. Bement, Jr. 長官が高知コアセンターを訪れ、海洋研究開発機構末廣潔理事、高知大学相良祐輔学長らと懇談後、コア冷蔵保管庫、実験室などを視察されました。
Bement長官はまず、高知コア研究所科学支援グループのグプタ・ララン技術主任(IODPキュレーター)による、コア試料やその保管方法について、また統合国際深海掘削計画(IODP)のコア保管拠点のひとつである高知コアセンターについてご説明を受けられた後、過去の深海掘削計画で採取されたコア試料(レガシーコア)が保管されているコア冷蔵保管庫を視察され、急激な地球環境の変動を示すコア試料などをご覧になりました。
また、古地磁気・岩石磁気実験室では、パーマロイという特殊な金属の壁で周囲を囲まれ、磁場が外部の1/500程度まで弱められた「磁気シールドルーム」をご視察。高知大学海洋コア総合研究センターの小玉一人教授とシールドルームの構造や地球の磁場、実験機器などについて質疑応答されました。
その後、バイオ実験室と極低温試料室をご視察。高知コア研究所地下生命圏研究グループの稲垣史生グループリーダーによる、微生物細胞の海底下深部からの検出方法のご説明には、「This is the edge of science! (これぞ最先端の科学だ!)」と述べられるなど、関心の高さが伺えました。
今回のBement長官の訪問は、IODPのコア保管拠点のひとつである高知コアセンターの役割についてご理解を頂くとともに、当センターで行われている研究活動を知って頂くよい機会となりました。

コア冷蔵保管庫にて
左からBement長官、Machi Dilworth NSF東京事務所長、グプタ技術主任